2017年01月16日

外国人選手枠を3人に減少&若手起用枠を新設へ

1月15日、中国サッカー協会は武漢で開催された会議において
来たる2017年シーズンの中超において外国人枠削減若手選手の起用枠設定を発表。
会議の場には各クラブの主席も参加しており、実現の可能性はかなり高いとみられる。

http://www.fa.org.cn/news/cls/2017-01-16/516234.html
↑URL

----(以下は抜粋&訳)-------

1)2017年中超リーグでは,外国人選手(AFC加盟国=所謂アジア枠含む)の出場は3人まで。ただし選手登録数は今のまま5名登録可能とのこと。

2)2017年中超、中甲(2部相当)リーグでは、U23(1994年1月1日生まれ〜)の自国選手最低2名の起用&かつ1名は先発することを義務化。

同時に中国サッカー協会は、近年中超、中甲にて出現している
非理性投資(原文ママ)」移籍金、年俸の高騰に対しても、クラブの健全な運営や管理を求めるため方策を講じる。
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上記の他にもクラブのユース育成、トレーニング施設などについて明確な要求を行い、選手の「陰陽」契約など契約面
のルール、クラブの健康的経営を促進し、プロリーグの長期的発展を目指す・・・などなど

協会の目的は2つだろう。まず自国選手、特に若手選手の出場機会確保、、、
そして高額外国人選手の乱獲抑制(=それによるクラブ財政への悪影響、スポンサー撤退、クラブ消滅などのリスク・・)

どちらも以前から声はあったが、何もこんな唐突に・・と思う。
外国人選手枠を急に2名削減することで、各クラブへの影響は計り知れない。
例えば上海上港はフッキ、エウケソン、オスカル、アフメドフ、のうち1名をリーグ戦登録がいにしなければならない。
・・となると給与や実力など鑑みてアジア枠のアフメドフが、700万ユーロで獲得したのにリーグ戦に出れないことになる。
アフメドフはまだACLがあるが、ACLが無いクラブのアジア枠選手はどうなるか?
主に韓国、オーストラリア、ウズベキスタンなどの代表クラス揃うアジア枠選手が大変なことになる。多くの選手が放出されることになってしまうだろう
(=その時は多くのアジア枠で好選手がリリースされるので、Jや他国クラブにとってはチャンスになるだろう)

若手選手の育成枠は北京五輪前にも実施されたことがあり、外国人選手削減よりも現実的に思う。
だがクラブへの影響は大きい
http://sports.sina.com.cn/china/j/2017-01-15/doc-ifxzqnva3642774.shtml
上URLの統計によれば、江蘇蘇寧と遼寧宏運は2016年リーグ戦で該当年代の選手起用はゼロ。
他のクラブも数試合、数十分程度の起用が大半。例えば北京国安は1999生まれのFW単歓歓1人出場しているが、途中出場2試合63分のみ。彼の場合当時外国人FWが怪我で長期離脱し、当時のザッケローニ監督によって幸い出番を得た程度。外人復帰後は出番なし。
代表クラスの中国人選手を揃えるクラブは、多くは若手を登用する余裕はない。
また適齢選手の市場価値が冒頭し、張玉寧、林良銘のような若くてまだ安い欧州組の確保へ矛先が向かうだろう。
長期的には正しいかもしれないが、影響は小さくない。

個人的にはこの決定によるクラブ、スポンサーへの影響が大きく心配。
最悪抗議のリーグ撤退・クラブ解散まであるのではないか。
スポンサーが撤退しても変わるスポンサーが出ればいいが、彼らがそのままの高額年俸や条件を維持できるか・・?
2008年には出場停止に抗議した武漢光谷が本当に抗議して脱退している。

連日報道されておる通り、すでに何人もの外国人選手契約がされている。しかし反故にせざるを得ないケースがでる。
大金を投じた選手、チーム、努力が突如鶴の一声で水の泡になってしまう。せめて段階的にとか数年後〜ならわかるが・・

またこれにより多くの外国人選手だけでなく監督にも影響がある、彼らは理解できないだろう。中国人でも理解難しいのだから。これにより漸くポジティブに中国サッカーが注目されていたのが、またネガティヴなイメージをもたれかねないのが残念。



posted by ZZ at 11:08| Comment(1) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月14日

アフリカネーションズカップ予想&アジアカップと比較してみた

もうすぐアフリカネーションズカップ(2017 Africa Cup of Nations)

まずは予想と主な選手を ◎・○が通過予想

GroupA
◎ガボン FWオーバメヤン(ドルトムント)MFレミナ(ユベントス)
○ブルキナファソ DFバカリ・コネ(マラガ)MFビトロイバ(アルナスル)
△カメルーン FWアブバカル(ベシクタシュ)DFヌクル(リヨン)
×ギニアビサウ MFボクンジ・キャ(パリFC)FWメンディ(済州ユナイテッド)

開催国アドバンテージが大きい大陸なので、ガボン最有力。(Camachoというスペイン人監督がどうこうは気にし無い
あとはカメルーンorブルキナファソか。ネームバリューでカメルーンだけど今大会エムビア(河北)らベテランが何人か招集外になり、後述の通り平均年齢・キャップ数がかなり下がっている。
経験不足の不安あり、W杯出場一歩手前までいったブルキナファソに足をすくわれると予測
ギニアビサウは謎、韓国リーグ所属選手が気になる

GroupB
◎アルジェリア FWマフレズ(レスター)MFブラヒミ(FCポルト)
○チュニジア DFアブデヌール(バレンシア)MFハズリ(サンダーランド)
△セネガル FWマネ(リバプール)FWビラメ・ディウフ(ストーク)
×ジンバブエ MFナカンバ(フィテッセ)FWムシェキ(大連)

3強に目がいくが、セネガルはタレントの割りに近年代表がパッとしないイメージなので評価低め
監督アリウ・シセ(2002年メンバー)の手腕も未知数

GroupC
◎コートジボワール FWサロモン・カルー(ベルタベルリン)DFオーリエ(PSG)
△コンゴDR FWムボカニ(ストーク) MFムルンブ(ノーリッジ)
○モロッコ DFベナティア(ユベントス) MFブスファ(アルジャジーラ)
×トーゴ FWアデバヨール(無所属)MFロマオ(オリンピアコス)

激戦の組、本命はコートジボワールだが以前に比べドログバ、トゥーレ兄弟らが抜けて小粒にになった印象だけど。コンゴDRとモロッコはどうなんだろう、、モロッコはセネガル同様タレントの割りに代表ではパッとしない印象。
トーゴは大穴としたけど、アデバヨール以外にもぼちぼち有名クラブ所属選手(ジェノアのガクペなど)いてもはやワンマンチームではないのかな?というかアデバヨール無所属なのか・・なんとなく中国か中東にきそうだが

GroupD
◎ガーナ FWアサモア・ギャン(アルアハリ) FWアンドレ・アユー(ウェストハム)
△マリ MFバカリ・サコ(クリスタルパレス) MFヤタバレ(ブレーメン)
○エジプト FWモハメド・サラー(ローマ)MFエルネニ(アーセナル)
×ウガンダ FWマッサ(バローカ)MFオロヤ(ハノイFC)

本命はタレントの質、実績的にガーナか。上海では怪我しかしてなかった大エースのギャンもレンタルで中東戻ったとたんピンピンのようで。。
続いてエジプト、アフリカ杯でめっぽう強く2006-2010まで3連覇。と思ったらその後2012-2015は3大会連続予選敗退してるw だから優勝した2010以来の出場。アフリカはカオスだなあw
マリもフランス中心に欧州に選手多くタレントは豊富だが代表では印象薄く低評価。
ウガンダは未知数、ベトナムのビンドゥオンACL出場した選手や、イラク、レバノン、アメリカ、アイスランド、、といろんなところに散らばっており、マニア心をくすぐる存在。

ベスト8予想
ガボン、ブルキナファソ、アルジェリア、チュニジア、コートジボワール、モロッコ、ガーナ、エジプト

優勝予想・・アルジェリア プレミアMVPマフレズなどタレント揃っているし、個人的にアルジェリアがいいなーと
一昔前に比べコートジボワール、ガーナあたりは決定打がない気もするので



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続いて分析記事を・・アフリカアジアの比較」

↓でアフリカ杯のメンバーを眺めていて
https://en.wikipedia.org/wiki/2017_Africa_Cup_of_Nations_squads
アフリカといえばいろんな国に選手散らばっており、選手の入替え激しい、選手が若い、、
のでアジア(2015アジアカップ)と比べてみた。

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・平均年齢(生年)、キャップ数
アフリカ1990.2年 アジア1990.4年(実際は1988だが+2年)
アフリカ20.7caps アジア26.7caps

以外とほとんど差が無かった。アフリカはカメルーン、コートジボワールが何人かベテラン抜け、常連のナイジェリア、南アフリカあたりがいればもっと数字はあがっただろうに。
キャップ数はアジアが上回った。最多はオマーン(37.3)、日本が2位(36.1)全体がというより特定の大物選手が数値を引き上げる傾向がある。


・国外組/国内組比率 

アフリカ 国内組17% 国外組83%(うち欧州65%)
アジア 国内組73.7% 国外組26.3%(欧州13.2%)

やはりアフリカは国外組が多いが、意外と国内組(Domestic)もいた(62名、全体の17%)。ギニアビサウ除き各国最低1人はいる。比較的国内リーグ安定してる北アフリカはやはり多い(チュニジア14人、エジプト11人)
また欧州だけでなく、アジアや北米にもいるあたりがグローバル。下位チームアフリカ内も多い。
国別ではフランスのクラブに所属する選手が最多、歴史的、言語的原因だろうか

アジアは大分国外組増えたけど、欧州組よりアジア内が多い印象。サウジ、UAE、中国といった金持ち組は全員国内組と。これが良いか悪いかは難しいけど
国別ではカタール、サウジアラビア、UAE、中国・・と自国代表全員+近隣諸国の代表蓄えるリーグが上位に名を連ねた


・最年長・最年少選手

アフリカ最年長:エジプトのEssam El-Hadary(1973年生まれ)最年少はセネガルのIsmaïla Sarr 、ウガンダのMuhammad Shaban(1998)
El-Hadaryは最年少の2人が生まれた年に代表でアフリカネーションズカップ制覇を経験している。。。

アジア最年長:豪州のTim Cahill(1979),最年少はイラクのHuman Tariq(1996)


・外国人監督
アフリカは12/16 アジアは10/16 そんなに差は無い

・その他
アフリカはW杯出場経験ある強豪のナイジェリア、南アフリカが予選敗退している。前述の通りエジプトは3連覇からの3連続予選敗退を経験している。
アジアで例えば日韓豪クラスが予選敗退することはなかなかないだろう。そこらへんアフリカのカオスというか層の厚さ?を感じる。

以上
posted by ZZ at 11:24| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月19日

【中国杯】代表メンバー発表

1月10日〜15日に広西省南寧で開催される「中国杯」の代表メンバーを発表。

時期の問題で恒大、江蘇、山東、北京など上位クラブの選手が召集されず、「新戦力発掘」というリッピの方針もあり、代表キャップなしは14人とBチームに等しい構成。今回ロシアW杯予選の出場選手は4人しか含まれていない。A代表キャップある選手は23人中6名のみ。合わせても31キャップ

中甲(2部)の大連一方、内蒙古、降格した杭州、中超の中位〜下位やU22代表も含まれた。
元福岡、富山の高准翼、2016年ファジアーノ岡山にレンタルされた王靖斌も招集。

・・上位クラブからの召集が除外された一方で、なぜか上港・申花の上海勢はガッツリ召集されておるのは不思議。(その後武磊・顔駿凌は除外)
彼らは2月からACLプレーオフ参戦予定で他チームよりスケジュールが厳しい。
上港はドバイ、申花は沖縄で年始からキャンプ実施予定だったが、主力を引抜かれる影響が心配。

なお同大会にはチリクロアチアアイスランドが招待されており、中国の緒戦は1/10にアイスランド。
流石にフルメンバーとは行かないが、チリはFWヴァルガス(ホッフェンハイム)カルモナ(アタランタ)ら欧州組5名、アイスランドもベスト8入りしたEURO2016の主力4名がメンバー入りしており
欧州南米の強豪相手に貴重な機会となるだろう。

また普段と違う「B隊」の選手たちの戦いぶりにも期待。

GK
石笑天(遼寧宏運)池文一(延辺)鄒徳海(杭州緑城)
DF
傅歓(上海上港)楊善平(遼寧宏運)柏佳駿、李建濱(上海申花)白岳峰(天津泰達)崔民(延辺富徳)ケ涵文(内蒙古)
MF
蔡慧康(上海上港)曹贇定(上海申花)恵家康、胡人天(天津泰達)尹鴻博(河南建業)池忠国(延辺富徳)汪晋賢(大連一方)裴帥、范暁冬(長春亜泰)高准翼(河北華夏)馮剛、陳中流(杭州緑城)
FW
王靖斌(広州恒大)毛剣卿(上海申花)

毛剣卿(MaoJianqing)の復帰は嬉しい。
元アビスパ福岡、カターレ富山の高准翼(GaoZhunyi)も昇格、リッピが視察したU22代表でキャプテン勤め見初められたか。
岡田武史が絶賛した陳中流(ChenZhongliu)、延辺&朝鮮族の2人も見てみたい。こっから最終予選のガチメンバーに食い込める選手が出てくるといいな

しかし相変わらずFWがいない・・
posted by ZZ at 17:17| Comment(2) | ナショナルチーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする