2016年09月29日

ACL,準々決勝で全滅+2016ACL感想

▪️2016ACL準々決勝2nd

全北現代5-0上海上港
Leonardo52,83 LeeDongkok84,89 OG58
クォンスンテ;キムヒョンイル、チョソンファン■、パクウォンジェ、チェチョルスン■、Leonardo、キムボギョン、イジェソン、チャンユノ(88分イムジョンウン)、RicardoLopes(63分イドングク)、キムシンウク(69分イジョンホ)
上海上港:
顔駿凌;王燊超、KimJuyoung(59分賀慣)、傅歓、石柯、孫祥、蔡慧康(78分林創益)、于海、武磊、Hulk(90分李浩文)、呂文君(74分退場)


山東魯能1-1FCソウル
Montillo60 YoonJutae83
山東魯能:
王大雷;李松益、Gil,王彤(58分戴琳)、趙明剣、宋龍(73分斉天羽)、Jucilei(84分成源)、蒿俊閔、張弛、Montillo、Pelle
FCソウル:
ユサンフン;コグァンミン、カクテヒ、OsmarBarba、キムチウ、萩洋次郎、イソクヒョン、コヨハン(92分チョンインファン)、ユンイルロク(75分ユンジュテ)、Damjanovic、パクチュヨン(62分チュセジョン)


既報の通り、中国勢はいずれも韓国勢に敗れベスト8で敗退

◼️敗因
まあ、すべて結果論になってしまいますが・・

上海上港
・怪我人
コンカの離脱が致命的、かつフッキが1stにいれば・・というのは思わざるをえない
上記二人+ギャンも負傷ばかりでほとんど貢献できなかった。

・固定
⤴︎の遠因となったのは、エリクソン監督の極端な先発固定。夏場まではほとんどの試合で途中交代を1ー2人しか使わず、かつほとんど残り10分以降の交代。
33歳のコンカを酷使したことが、大怪我の遠因になったことは否めない。
まあ大エースの武磊はACL消化試合のぞいて全試合先発&2、3回残り10分以降で交代したのをのぞきほぼフル出場。かつ代表戦もあった7番のパフォーマンスが夏場以降降下したのは誰が見ても明らか。
エリクソンは名将であり、昨年リーグ2位、今年ACLベスト8まで導いた功績は間違いないが、今期限りでの退任が噂される。

・初出場
恒大ですら初出場時はベスト8止まりだった、まあそういう経験的なものもあるんかな

山東魯能
・対外戦の自信
特に近年韓国勢に徹底的にボコボコにされており、実力のぞいてもそういう苦手意識があったのかと

・国内リーグの不振、に基づく監督交代
国内ではまさかの残留争いと低迷(現役ブラジル代表・イタリア代表いるのに・・w)、執筆時点で残留はなんとかなりそうだが、それにより夏にメネゼス監督を解任し、マガトに交代した。言わずと知れた名将とはいえ、シーズン途中での監督交代がプラスだったか問われると?

・外人入れ替え
⤴︎に付随し、夏にジエゴ・タルデッリ→ペッレに替えた判断がどうだったか。現役イタリア代表スタメンFWを外すのは難しいけど、少なくともACLでは結果残し、2年目でチームメイトとも馴染んできていたタルデリだったら・・?
と思わざるをえない。


◼️個人的総括

とはいえ今年のACLには、以下理由で個人的に割と満足でして

「恒大以外」が結果を残した

近年中国勢の躍進云々言われておりますが、ほとんど恒大でして
事実2012-2015に恒大以外で決勝T進出したのは北京国安(2回)だけなわけです。
2度優勝した恒大以外の、「その他中国勢」の成績に注目しておりました。
すると複数チームが決勝Tへ行き、揃ってベスト8まで行った。決勝T1回戦は山東、上港ともに終了間際のゴールでひっくり返した勝負強さも嬉しい驚きでした。
敗退した江蘇蘇寧も、ベトナム王者ビンドゥオンに引き分け、FC東京に勝てなかったのはいただけないけど、韓国王者全北に1勝1分と勝ち越しそれなりに存在感残した。「その他中国勢」の健闘が嬉しい
まあ、まさか恒大がGLで落ちるとはw

Jに勝ち越し
5勝2分3敗、恒大が浦和に取りこぼし(失礼ながら、近年の実績やチームの実力的にこう言っても的外れではないと思いますので)は余計だったが、初出場の上港がガンバに、山東がJ王者広島に2勝するなどJに対して勝ち越したのは近年初。
これを持って「Jを抜いた」なんて恐れ多くて言えないけど、とても自信になる。

Kに互角
準々決勝でボコされたとはいえ、対Kも4勝4分4敗と全く互角の戦績
2009年ACLで4チームが8戦全敗食らった頃からすれば、感慨深い。

・育成面
今回敗退した恒大、江蘇と、勝ち抜いた上港、山東の差は「下部組織出身者の数」
上港は全北との第二戦でスタメン6人+途中交代3人の計9人がピッチに立った。
山東もスタメン3人+途中出場2名。この両チームは他にも下部組織から現役代表を輩出している。
金だけでなく、下部組織も充実している両者の勝ち抜きは喜ばしいし、他のチームにも影響を与えることを期待。

・武磊がバレた
特にFC東京、ガンバサポにはそれなりに印象残せたようでw 中国人選手がそれなりに脅威として認識されたのは嬉しい

⬛️ラフプレーについて
言及しないわけにはいかないかと思いまして

GL江蘇vsFC東京の李昂、上記全北戦の呂文君と2つの重大なラフプレーには遺憾。両者ともに相応の処罰を受けており、反省していると信じたい。
上記の通り、かつては1勝しただけで騒がれた日韓相手に、互角かそれ以上に戦え、中国サッカーへの評価も高まっている中で、一部のラフプレーが切り取られて偏見を持たれるのは忍びない
かつ、両プレーともにチームがビハインドの状況下であり、精神面の成熟を期待したい。

まあ、また来年ACLでお会いしましょう(?)
posted by ZZ at 00:49| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月22日

W杯予選メンバー発表(vsシリア・ウズベク)

W杯アジア最終予選の3戦目・4戦目(vsシリア・ウズベキスタンに向けた代表メンバー発表。
イラン戦で負傷し今期絶望の守護神GK曽誠、36歳鄭智が落選。あと3次予選全試合出場の于大宝、丁海峰、胡人天が落選、
一方曽誠に変わるGK顔駿凌、唯一前回のアジア最終予選(日韓大会)経験者DF杜威、3次予選で最多8ゴールのFW楊旭、前ラージョの張呈棟が負傷明け復帰。
移籍騒動の末、江蘇と契約解除し河北に加入した任航も引続き入選。移籍できたとはいえ登録期間過ぎてるため、以前試合には出れないが・・

唯一の欧州組、張玉寧。リーグ戦戦い、代表戦の後は続いてU19アジアユースが控えている。壊れないといいが。。

GK颜骏凌(上海上港)杨 智(北京国安)顾 超(江苏苏宁)
DF冯潇霆、张琳芃、李学鹏(广州恒大)赵明剑(山东鲁能)张呈栋(北京国安)任 航、杜 威(河北华夏幸福)姜至鹏(广州富力)
MF黄博文(广州恒大)武 磊、于 海、蔡慧康(上海上港)蒿俊闵(山东鲁能)张稀哲(北京国安)吴 曦、张晓彬(江苏苏宁)姜 宁(河北华夏幸福)孙 可(天津权健)
FW郜 林(广州恒大)杨 旭(山东鲁能)张玉宁(Vitesse)

韓国、イラン戦は格上相手ということもあり5バックで守備に徹した高洪波。特にホームで勝ち点3必須なシリア戦は攻撃的采配を期待
posted by ZZ at 16:37| Comment(0) | ナショナルチーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月09日

W杯最終予選vsイラン@現地瀋陽

◾︎W杯最終予選第2節vsイラン@瀋陽

というわけで現地に行ってきました。

瀋陽(Shenyang)はかつて奉天と呼ばれ、清朝や日露戦争や旧満州国など世界史でよく登場する東北地方最大都市。
日本と距離が近く直行便がある&北にあるので比較的涼しい。

夜便で瀋陽桃仙国際空港に到着後、路面電車で市内へ。遅いけど2元と激安。終点に着くと22:30頃で地下鉄は終わっていたためタクシーでホテルへ。

翌日、とりあえず両替して日中は観光の時間
・昭陵
地下鉄2号線北陵公園で下車から徒歩数分、清朝2代皇帝ホンタイジの陵墓+公園
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・九一八記念館
「九一八」とは1931年9月18日の柳条湖事件を契機に発生した、日本的には満州事変。
中の写真はNGだったけど、まあ近代史とか好きな人は行くべきかと。少々えぐい展示もあるのでご注意
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夕方ホテル戻り、地下鉄でスタジアムへ。地下鉄は原則2元で安い、けど線が少ないのかどこもどの時間も混んでる。
後述するが終電早いのが日本的感覚から物足りない
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地下鉄の案内でも代表応援するメッセージが

瀋陽奥体中心(Shenyang Olympic Center)、名前の通り北京五輪契機に整備されたスタジアムで同大会の試合も実施された。
瀋陽は中国サッカーにとって聖地と言われる所以は、日韓W杯の最終予選ホーム全試合瀋陽で開催し無失点で全勝で初出場を勝ち取った。
だが当時のスタジアム「五里河」は奥体中心建設のため?爆破されて今はもうない
サポーターが大分集結しており、黄牛(ダフ屋)もあちこちで出現。
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スタジアムは近代的な感じで、座席は当然汚れてはいたがまだマシ。
売店はあり、ソフトドリンクだけでなく食事も売っていた。

スタジアム外のブースでは展示があり、過去の報道記事や足型などの展示があった
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問題のトイレ。比較的新しい施設とあり西安ほど酷くはなかったが、酷かったのはタバコ
喫煙所代わりになっており、トイレ入った途端モックモク。警備員も入って吸っている有様
その代わりスタジアムは喫煙厳しいのかな、と思いきやスタジアムでも吸ってる人は吸っていたw 相変わらず嫌煙家には厳しい国

自分たちの真上にイランサポーターが陣取っており、中国サポーターからのブーイングにも笑って手を振ってたような。
イラン〜中国は遠い上に瀋陽だと直行便もないはず。ご苦労な人たち
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・試合
さて試合。イランは世界ランクアジア首位であり、中国としてはホームとはいえ格下的戦いが求められた。かつ1997年のフランスW杯予選でイランにボコボコにされ(2-4,1-4)かなり苦手意識ある相手で「韓国より厳しい」という声もあった。
高洪波監督は韓国戦に続き5バックを採用。対格上向けの守備的シフトと思う、前任時代もほとんど見た事なく最終予選用のプランと推測。力関係を考えても現実的選択に思う。
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スタメンは韓国戦から鄭智、呉曦、孫可→趙明剣、蒿俊闵、張玉寧 1997年生まれ張玉寧のスタメンはやや驚き。他2名は初戦の内容から順当だったが

イランは怪我のDejagah(元ドイツU21代表)ら数人がアウト。エースAzmoun、主将のTymourianらの中で2015年天津泰達に在籍したPoulariganjiも先発。
今も昔も攻撃的チームな印象だが、今予選トータル3失点と守備もなかなか。総得点のかなりの割合をセットプレーから上げており、高さにも注意。

開始3分中国CKを得るが、奪われたカウンターからあっさりピンチになり、Amiriと曽誠の1対1に。曽誠が難なく抑えるも、そこに勢いを止められなかったAmiriがツッコミ、曽誠が負傷。明らかなGKチャージでAmiriに警告もこれで曽誠は負傷しほどなく交代。変わったのはベテラン楊智でなく、なんと代表デビューの顧超(GuChao) 今期加入した江蘇蘇寧で活躍しているが、この大一番でまさかの代表デビュー。足元に少し?だったが反応やハイボールに強く、合格点のデビュー戦だった。
ただ上記のピンチもCBがスルスル抜かれた故のピンチ、これ以外にもイランのパスワークに簡単に破られ、Azmoun,Shojaeiなどに次々決定機作られ前半はほぼハーフコートゲーム。なんのための5バックなのか。。
攻撃参加抑えたLB任航は攻撃もダメなら、守備も集中砲火受けろくに止められず。実質8-0-2状態で前線の2トップへろくにボール渡らず、前半は見ていられない状況だったが、なんとか0-0で凌いだ。

後半に入りイランが疲れたからか主導権を取り戻し、互角に近い展開になる。足元優れたCB陣+すっかりチームの心臓となった蒿俊闵中心に組み立てれるようになり、武磊が何度か決定機を得るも、韓国戦に引き続きゴールに縁なく 78分にPA内で倒されたシーンはPKでもおかしくなかったが、、
張玉寧のフィジカルの強さは驚き、U19世代ながら屈強なイランDFを圧倒し、前半競り合ったイランのCB Montazeriを負傷退場に追い込むほど。途中交代したが、目処が立ったと思う。
後半も散発的にシュート受け試合通算シュート5-17と守勢だったが、0-0で引き分け今予選初の勝ち点を手にした。
ホームであまりに守備的な戦い、武磊の幾度かあったチャンス、PK未遂、、いろいろあるが「やられなくて良かった」という印象。
特に前半は何点取られてもおかしくなく、とりまず貴重な勝ち点1を喜びたい。
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個人的MOMは馮瀟霆、韓国戦に続きキャプテンにふさわしいプレーを見せた。ヘッド、クリア、パス、どれを取っても冷静かつ正確なプレー。長年広州恒大でのプレーと落差あったが、ようやく代表で実力を十二分に発揮してきた。現チームで最も重要な選手

エースの武磊は韓国、イラン相手にも十分通用し危険な存在であったが、フィニッシュは惜しまれる。かつ今期所属クラブでほぼフル出場&来週にはACL全北戦もある。コンディションが心配
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・試合後
さっさと引き上げて地下鉄駅へ、途中スタジアムグルメ?を夕食代わりに。10元ととにかく安い
しかし地下鉄駅は大混雑&[もう地下鉄動いてない]という情報耳にしたので、筆者は早めにタクシーを捕まえたが、瀋陽地下鉄は重要なイベント日にも関わらず、臨時ダイヤなどの対応はなく試合終了直後に運転を終了していたよう。これで多くのサポーターが長時間地下鉄駅付近に取り残されていたよう
でタクシー!となると当然タクシー側も運賃をふっかけてくる。筆者は初日にもスタジアム近くからタクシーに乗ったが、その時25元だった。最初に聞いた運転手は80元を要求。最終的に相乗り50元で妥協したが、自分より後のタクシーはもっと高騰していたであろう。
先のトイレといい、こういう交通インフラといい、もっとできることあるんじゃないかと思う
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・今後の最終予選
中国としては韓国・イランの2強を終えて、初勝利はならなかったが個人的に連敗を免れればと思っていたので及第点か。
次戦はホームでシリア、ここは勝利必須か。格上相手とはまた違った難しい戦いになるだろう。
そこからアウェイウズベク、ホームカタールと続く。W杯出場を目指すならホーム2戦はきっちり取りたい。


中国:1-曾诚(12分12-顾超);2-任航、4-李学鹏、6-冯潇霆、5-张琳芃、13-赵明剑;21-于海、11-蒿俊闵、16-黄博文(第56分20-张稀哲);7-武磊、9-张玉宁(79分14-孙可)

IRAN:12-Beiranvand;8-Pouraliganji、5-Milad Mohammadi、15-Montazeri(23分4-Hosseini)23-Rezaeian;11-Amiri(73分19-Torabi)7-Shojaei(76分16-Ghoochannejhad)、6-Ezatolahi、14-Tymourian、18-Alireza Jahanbakhsh;20-Azmoun

--------------Azmoun--------------
Amiri---------Shojaei--------Jahanbakhsh
-------Ezatolahi------Tymourian---------
Mohammadi--------------------Rezaeian
------Pouralganji------Montazeri--------
-------------Beiranvand-----------------
posted by ZZ at 19:58| Comment(0) | ナショナルチーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする