2015年09月28日

張琳芃のレアルマドリード移籍報道について

張琳芃 レアルマドリード加入報道

大丸2️概要、経緯
中国各メディアが今冬に広州恒大DF張琳芃(ZhangLinpeng)がレアルマドリードにレンタル加入すると報道。実現すればレアルのトップチーム初のアジア人選手となる。
(下部であればヨルダン人Thaerや日本人の中井、現U19所属の林良銘がいる)

今月、恒大の許家印オーナーが元々提携していたレアルマドリード訪問し、施設見学やペレス会長、クリスティアーノ・ロナウドらと対面。
席上様々な提携契約を調印したが、明細はオフィシャルには公開されていない。
その一貫として張琳芃を無償レンタルさせる旨両オーナーが合意したとされる。ソースは「有力な関係者or記者」とのこと。
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大丸2️張琳芃
1989年山東省出身。上海東亜(現上港)のアカデミーで育ち、2010年2部在籍時にも関わらず高洪波により代表招集。以来アジアカップ2度含め、代表46試合5得点。2011年恒大加入後リーグ4連覇、ACL優勝に貢献し中国人選手で移籍金評価額最高。
主に右SBだがCBも対応可能。U23時代はボランチも経験。高さとフィジカルの強さ、時折見せるミドルや得点力が売りで、セルヒオ・ラモスを文字って「张莫斯」と呼ばれる。
日本のファンにはACLでのラフプレイや退場劇が印象的だろうが、確かに気性の荒さは欠点。そのせいか今年は怪我がちで半分以上の試合を欠場(リーグ11試合4得点)
今年に入りインテル、チェルシーからオファーがあったようだが、条件面で折り合いつかず流れていた。今夏にクラブと5年間契約延長
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大丸2️信憑性
→相当現実的?
両クラブのオフィシャル発表はないが、CCTV筆頭に中国内外の主要メディアが報じている。張琳芃自身「クラブの判断に従う」とコメントしているが、決して否定はしていない。チェルシーの時の感じからしてガセではないだろう。

大丸2️恒大、本人にとって
@本人
かねがね欧州移籍熱望してた張琳芃にとっては夢にも思わなかったろう。何が何でも行きたいだろう。

A恒大にとって
夏にチェルシーを断った理由は交渉時間無かったこと、労働ビザ、出場機会の3つが障壁だった。
今回はレンタルであること、(報道によれば)レアル側が出場機会を保障している点、あとはレアルマドリードから選手orコーチor施設などの見返りを貰える可能性は高い。
恒大としても「レアルマドリードに選手を移籍させた」ことは相当なステータスと推測。


大丸2️レアルマドリード側のメリット&出場機会
1番疑問な点。
@EU外選手制限
チェルシー移籍が破談した最大の要因は労働ビザで、スペインはそれが無い分EU外枠3人の制限あり。
かつ現在はハメス・ロドリゲス、カゼミロ、ダニーロの3人で埋まっており、これを空けるためにブラジル代表MFルーカス.シウバをレンタル放出したぐらい。W杯MVPのハメスは勿論、巨額でポルトから獲得したばかりのブラジル代表SBダニーロを半年で見限る、また唯一の本職守備的MFであるカゼミロを放出してまで張琳芃を迎えるとは思えない。

→ただし一部報道によればハメスとカゼミロは年内でEUパスポート取得予定のため、噂されてる1月加入時はEU外枠は空く。本当であればこの問題はOK

A出場機会
張琳芃の本職右SBのスタメンは生え抜きのカルバハルと前述のダニーロでポジション争いか。同じく生え抜きのベテランDFアルベロアもいるがメインは左SB。本家?セルヒオ・ラモスもCBがメイン。
競争相手はカルバハルとダニーロだが、いずれも現役スペイン&ブラジル代表で欧州トップレベルの実績積んでおり、張琳芃より若い。彼らに対する優位性は皆無。2人がいれば余程の「温情」無い限りベンチ入りも厳しいだろう。どちらかを放出すれば別だがともに現実的ではない。
あとはCBだが、ラモス、ペペ、控えにヴァラン、ナチョ。ボランチも考えにくい。
レベル劣るラージョの張呈棟がベンチ入りもやっとの状況、これが現実であろう。

→選手放出や「温情」無い限り厳しい

星1︎因みにBチーム(カスティーリャ)という選択肢は、流石に恒大や張琳芃にとって容認できないだろう。それを受け入れるならインテルやチェルシーを断らなかったはず。
星1︎トレードでカルバハルの恒大行きも噂されるが、流石にカルバハルやレアルのデメリットが無さ過ぎる。万一きたところで恒大も溢れてる外人枠をどうするのか

Bメリット
戦力的には皆無。ペレスと許家印に聞かないと分からない。ベニテスも、クリスティアーノ・ロナウドも、張琳芃も分からない。
経済的な要素以外思いつか無い。


大丸2️筆者個人の見解

とりあえず行けるなら行くべきなのは間違いない。

張稀哲のように出場ゼロで帰ったとしても行った方がいい。稀哲は北京復帰後出番なかったにも関わらず以前より成長したと専らの評価。レアルマドリードの一員として世界最高峰の環境にいるだけど、本人だけでなく恒大や中国サッカー全体にもたらすものは計り知れないだろう。それを期待してやまない。
これは筆者個人だけでなく、殆どの中国サッカー関係者が同意見だろう。


確かにいきなりビッグクラブでなく、例えば日本の武藤などのような背の丈にあったクラブからステップアップすべきだろう。ただそうしたクラブは恒大を頷かせる条件は出せない、逆にそこまで出せるのはビッグクラブに限られる。
これは張琳芃に限らず、中国人選手の市場価値(中国クラブにとって)が異常に高騰している実情。代表クラスであれば最低でも3000万元(約6億円)は動く。恒大が青島から鄒正獲得した時にも1000万元かかった。代表歴ない2部所属のサイドバックですら。
こんな異常事態いつまで続くのだろう。破綻時が怖い。

大丸2️その後
続報はあまりないが、今日SNS上でサンチャゴベルナベウのレアルマドリードショップ内に「ZHANG LP 5」のユニフォームが売られていたとの情報。
国内メディアが報じてないのと、オフィシャル発表ないのに売り出すと思えないので、デマの可能性があるが。。
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posted by ZZ at 00:36| Comment(0) | 国外組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月25日

アウェイカタール戦 代表メンバー発表

10/8のW杯予選カタール戦に向けた代表メンバー発表

GK王大雷(山東魯能)曽誠(広州恒大)顔駿凌(上海上港)
DF張琳芃、鄒正、馮瀟霆、梅方(広州恒大)任航、吉翔(江蘇舜天)姜至鵬(広州富力)張呈棟(ラージョ.バジェカーノ)
MF鄭智、于漢超、鄭龍(広州恒大)呉曦、劉建業、孫可(江蘇舜天)蔡慧康(上海上港)王永珀(山東魯能)張池明(北京国安)
FW楊旭(山東魯能)于大宝(北京国安)武磊(上海上港)毕津浩(河南建業)

最大の驚きはFW郜林の落選。国内リーグで12得点と好調だったが、5試合出場停止から調子落とし、香港/モルディブ戦は共に出番なし。怪我や出場停止除きペラン就任後の落選は初めて。それ以前でもしばらく記憶にない。
また恒大で好調の黄博文、蒿俊閔、張稀哲ら待望論高かった「技術派」MFが落選し、
状態あまり良くないにも関わらず江蘇勢から5人選出されるなど、ペランは己の信念を貫いた印象。
10/1から隣国UAEのドバイで事前キャンプを行い、欧州組の張呈棟は直接ドバイで合流。

香港に引き分けたことで、アウェイとはいえ最低引分、負けると最終予選進出が厳しくなる大一番。
ペランと選手を信じるしかない。

posted by ZZ at 17:29| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月17日

2015ACL準々決勝第2戦 

■2015ACL準々決勝第2戦 

広州恒大1-1柏レイソル 黄博文30 Cristiano12 (2戦合計4-2)

緒戦アウェイ3-1で恒大にとって4強はほぼ確約されていたが、ホームで勝てずフェリペ就任後ホームでは1勝4分(但しアウェイでは8勝1分)とはいえ優勝した2013年以来の4強。

苦手のセットプレーから失点。FKを柏のクリスティアーノがあわせ先制、マーカーいたがほぼドフリーで打たれてしまった。
幸い、30分に鄭智のクロスを黄博文が左足ダイレクトボレーで同点。そのまま1-1で守りきった。
しかしセットプレーの弱さと、累積警告(主力級8人が出場停止リーチ)に要注意。

また張琳芃の小林佑介に対するタックルはレッドでもおかしくなく、最終的に自身が負傷交代したのは自業自得。元々気性が荒く、最近負傷がちなのも無関係ではないだろう。これを機に変わってくれるといいが

しかし黄博文は前節2アシストに続き、滅多に見られないスーパーゴール。正確なパスや守備で中盤のクオリティに貢献した。パウリーニョ加入でスタメン落ちの危機にあったが、むしろ調子をあげており、ペラン監督就任以来遠ざかっている代表入りを推す声は一段と高まった。

----------------------9Elkeson--------------------
27鄭龍----------------------------------11Goulart-
---------16-黄博文-----------8Paulinho------
-----------------------10鄭智-------------------------
25鄒正--28KimYounggwon--6馮瀟霆---5張琳芃
------------------------19曾誠--------------------

66’張琳芃⇒17劉健 71’黄博文⇒20于漢超 76’Elkeson⇒29郜林)

柏太阳神:21-菅野孝憲;6-山中亮輔、4-鈴木大輔、13-Eduardo、27-KimChangsoo;7-大谷秀和、8-茨田陽生(88’3-近藤直也)、15-武富孝介、25-小林佑介(64’77-Ederson);9-工藤壮人(81’10-大津祐樹)、30-Cristiano


準決勝はJ王者のガンバ大阪と。恒大は初対戦。
強敵だが「全北じゃなくて良かった」と安堵の声が多い印象。全北とは初出場の2012年から3年連続対戦していたので・・
posted by ZZ at 09:24| Comment(2) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする