2017年02月25日

2017ACL第1節 中国勢全勝

■2017ACL GL第1節

・FCソウル(韓国)0-1上海上港 Hulk53
ビラスボアス率いる上港はフッキの一撃を守りきり韓国王者をアウェイで下した。中国勢にとってもFCソウルにアウェーで勝利は初めて。
黄善洪率いる強敵相手ながら流石に前線のタレントの実力は破格、賀慣が退場&PK与えるも元北京国安のデヤンのPKを顔駿凌がストップし九死に一生を得た。死のグループであまりに大きな一勝。孫祥(病気療養)リカルド・カルバーリョ(登録外)を欠き経験不足が危惧された守備陣も踏ん張り大きな自信を得たと思う。

---------------9Elkeson------------
-7武磊------------------------10Hulk---
---25Ahmedov--------8Oscar----
--------------6蔡慧康-------------
4王燊超(c)-27石柯--28贺惯--23傅欢
---------------1颜骏凌------------

65'Elkeson→2张卫 91'武磊→5汪佳捷 94'Ahmedov→21于海
退場:贺惯

首尔FC:1-Yoo Hyun;7-Kim Chiwoo、4-Kim Dongwoo(66'10-Park Chuyoung)55-Kwak Taehwi、17-Shin Kwanghoon;11-Yun Illok(80'34-Maurinho)6-Ju Sejong(80'23-Lee Seokhyun)5-Osmar Barba、13-Go Yohan、8-Lee Sangho;9-Dejan Damjanovic


・広州恒大7-0東方(香港) Goulart4pk.王上源22.85,廖力生33.47,Alan66,Paulinho83

初出場の東方(EasternAA)は70年代に日本人初の国外プロ選手となった佐田繁理(さだまさしの兄)がプレーしたことがあり、また陳婉婷監督が28歳の女性という点で話題になったが、GK葉鴻輝は香港代表としてW杯予選で中国を完封&試合後に鄭智とひと悶着あったりサッカー以外でいろいろ注目された.。
しかし試合は開始3分で東方DF黄梓浩がハンドで退場&PK、そのPKをグラルが沈めてほぼ終了して以降は恒大のゴールラッシュ。93年生まれの廖力生、王上港が2得点ずつ決めるとPKを失敗したアランも後半ACL初得点決めた。
7得点は恒大のACL歴代最多得点で、初参戦の2012年以降の得点も100を超えた。またこの一戦は勝利+得失点差で2400万人民元(約3・9億円)のボーナスが出る見込み。

---------------7Alan--------------------
29郜林-----11Goulart-----2廖力生
--------10鄭智--------8Paulinho-----
曾誠;王上源、張琳芃、馮粛霆、李学鵬(72分鄭龍)、鄭智(59分于漢超)、パウリーニョ、廖力生、アラン、リカルド・グラル、郜林(66分張文サ)
59'鄭智→于漢超 66'郜林→張文サ 72'李学鵬→鄭龍

1YAPP HUNG FAI(葉鴻輝)-2JOSH MITCHELL-3DIEGO ELI MOREIRA-4BAI HE(白鶴)
9BLEDA RODRIGUEZ MANUEL-15ROBERTO ORLANDO(80')-17LEE HONG LIM(62')-21TSANG KAM TO(71'7XU DESHUAI徐徳帥)-23JAIMES MCKEE-28WONG CHI CHUNG(黄志聡)-30WONG TSZ HO(黄梓浩)
退場:黄梓浩、黄志聡
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・済州ユナイテッド 0-1 江蘇蘇寧 Ramirez90
江蘇蘇寧は韓国代表ホンジョンホにとり古巣の相手に敵地で劣勢だったようだが、ポストに助けられたりしてるうちにロスタイムにラミレスが決勝点奪った。江蘇にとって韓国アウェイでの初勝利はあまりに大きい。

-------10Teixeira----9Martinez--------
-------11謝鵬飛------22呉曦---------
28楊笑天------7Ramirez----------24吉翔
------5周云--2李昂--26Hong Jeungho---
------------30張思鵬-------------------
45'Teixeira→13陶源 73'謝鵬飛→张晓彬 92'呉曦→8劉建業

济州联:1-金镐俊;4-吴反锡、6-朴珍铺(88-Mendy 91分)、13-郑沄、20-Cho yonghyong;7-权纯亨、14-李昌a(22-Magno 84分)、37-金源一、40-李灿东;10-Toscano、11-黄一e(17-安铉范 66分)
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中国勢は初戦で3戦全勝、これは現行制度だと2015年以来。例年最初は調子良くて・・のパターンが多いが、今年の3強は地力もさることながら、江蘇と上港は韓国アウェーで勝ち点3を得たのがあまりに大きい。
現行ACLでは過去44戦で4勝だった難関をしのぎ、史上初の全チーム突破を期待できそう。

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2017年02月12日

■2017ACL予選プレーオフ 申花敗退、上港勝利

■2017ACL予選プレーオフ

2017ACLプレーオフが2/7,2/8に行われ、中国勢は上海の両雄が出場。
昨年リーグ3位の上海上港はスコータイFC(タイ)に快勝も、昨年同4位でテベス獲得で注目された上海申花はブリスベン・ロアー(豪州)に0-2で破れGL進出ならず。現行制度でプレーオフ全勝だった中国勢の不敗が止まった。

・上海申花 0-2 Brisbane Roars Borello2,Oar40
監督グスタポ・ポジェは世界最高給男のテベス&マルティンスの2トップ、主将のモレーノがサイドハーフを務める4-4-2を敷いたが、開始2分で失点するとその後もペースをつかめず前半さらに失点し絶体絶命に。
ボランチの秦升、孫世林は共に実力者だが「潰し屋」タイプでゲームメイクの力は乏しく、その役割を担うはずだったフレディ・グアリン(Freddy Guarin)は登録外、モレーノは不慣れなサイドで本領発揮し難く。左MF曹贇定の仕掛けから多くのチャンスを産み、後半曹→マルティンスの決定機を決めていればわからなかった。しかし曹が67分に負傷交代するとロングボール以外に攻め手がなく、テベスが中盤まで下がってゲームメイクに加わる場面も。DFノース(元FC東京、札幌)中心のブリスベンの堅守を破れず、むしろ終了間際にブリスベン主将のMFマッケイ(元長春)のQBKがなければ点差は離れていた。

敗因としてポジェの布陣(不慣れな2トップ、モレーノのサイド起用)、グアリンをメンバー外にしたのは、惜しい選手だが他3人と比べて消去法で致し方なかったと思う。
GLで見れないのは残念だが、それなりの戦力であり今後国内で申花が本領発揮するのを期待したい。

上海申花:27-李帅;25-王林(8-张璐 86分)、4-Kim Kihee、30-陶金、23-柏佳骏;10-Gio Moreno、26-秦升、37-孙世林(7-毛剑卿 60分)、28-曹赟定(20-王赟 67分);32-Carlos Tevez、17-Oba Martins
布里斯班狮吼:21-Young;3-Luke DeVere、5-Corey Edward Brown、13-Jade North、19-Jack Hingert(4-Daniel Bowles44分);7-Thomas Kristensen、17-Mat Mckay、22-Thomas Broich;11-Tommy Oar、9-Jamie Maclaren(26-Nicholas D'Agostino91分)28-Brandon Borello
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・上海上港 3-0 Sukhothai FC Oscar Elkeson (Owngoal)

タイのスコータイは国王逝去による抽選でカップ戦優勝枠を獲得したが、正規リーグでは7位と上位陣からは落ちるようで、上港が完勝。ウズベキスタン代表アフメドフのスルーパス→オスカルが先制点をゲットし、エウケソンが追加点&自殺点を演出し完勝。
外人選手が本領を発揮し、新監督ビラスボアスの初陣を飾り2年連続のGL進出。
日本メディアでも喧伝されておる通り前線のスカッドは強力でブラジル人トリオだけでなく、前述のアフメドフ、武磊ら中盤より前を見ればアジア制覇を狙えるスカッド。
ただ上港は守備陣が不安あり、上位進出は確信できない。この日も格下相手に危ない場面もあり、外人不在(加入したリカルド・カルバリョをACL登録する可能性低い)CBのレギュラー勤めると予想される贺惯、石柯は共に1993年生まれと若くアジア列強相手にはまだ不安。かつGLでは韓国王者のFCソウル、2014年優勝のWSW、浦和レッズと同居する死の組で突破できる可能性は五分五分と思う。

上海上港:1-颜骏凌;23-傅欢(29-郑致云 87分)、28-贺惯、27-石柯、4-王燊超;6-蔡慧康、25-Odil Ahmedov(15-林创益 89分)、8-Oscar(21-于海 79分);7-武磊、9-Elkeson、10-Hulk
泰国素可泰:35-Pairote Eiam-mak;2-Kiattisak Toopkhuntod、4-片野寛里(37-Weerasak Gayasit 43分)、5-Yuttapong Srilakorn 、13-Piyarat Lajungreed、25-Sakdarin Mingsamorn;10-John Baggio、17-Kongnateechai Boonma(28-Pichit Jaibun64分)、34-Lursan Thiamrat(11-Kritsana Kasemkulvilai 81分);9-Admir Adrović、27-Bireme Diouf
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posted by ZZ at 00:27| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

2017ACL出場チーム紹介 広州恒大、江蘇蘇寧

2017ACL 中超チーム紹介

■広州恒大淘宝 Guangzhou Evergrande Taobao(リーグ戦1位)

・概要
もはや説明不要と思うが、広州の中堅クラブの運命は2010年の恒大グループによる買収。前年の八百長疑惑で降格していたが、即昇格後2011年から6連覇を達成。ACL優勝2回&CWCベスト4も2回。その資金力で監督、選手ともに買漁ることでも名を挙げた。一方個人的には中国プロサッカーをマネーゲーム化させ、移籍金、ボーナス、年俸など高騰させたのは恒大の功罪と思う。
一昨年より恒大に加えアリババグループも出資、中国のクラブの先駆けとして株式市場上場を果たした。

・ACL戦績
2012年から6年連続6回目。昨年は屈辱のGL敗退で今季は雪辱を期す。かつ1年おきにアジア制覇しているので2017は優勝の周期に当たるが。。

・移籍市場
元韓国代表金亨鎰を移籍金なしで獲得したくらいで、外人削減の煽りからか大型外人補強はなく、むしろ不良債権と化したジャクソン・マルティネスの売却に奔走している印象。
中国人選手では代表歴あるDF張成林(Zhang Chenglin)を推定8000万人民元(約13億円)で獲得したくらい、両SB,CB,中盤こなせるマルチロールな実力者だが、人員豊富なポジションでスタメン確保は難しい選手にそこまで投資したのは疑問符。

・外国人選手
FW Ricardo Goulart(元ブラジル代表)
2014年ブラジル全国選手権MVP、2015年リーグMVP&得点ランク2位、ACL得点王&MVP。2016年リーグ得点王&2年連続MVP。派手さはないが、正確無比な技術、高い決定力で実力示す。負傷離脱や出場停止もほとんどない。そろそろ欧州行きたいだろうな
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MF Paulinho(ブラジル代表)
欧州では成功しなかったが、昨年リーグ戦全試合出場し攻守に奮闘し8得点。チッテ監督就任後はブラジル代表でもスタメンを張るアジアレベルでは別格の実力者。最も替えが聞かない大黒柱。
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FW Alan(ブラジル)
レッドブル・ザルツブルグ時代の14/15EL得点王、加入1年目を怪我で棒に振ったが2016年はリーグ戦14得点と本領発揮し、ジャクソン・マルティネスを押しのけた格好。CFだけでなくウイング的起用も多く、利他性もある。
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DF Kim Hyungil[金亨鎰](元韓国代表)
2010W杯メンバー入りしたベテランの元韓国代表で昨年全北現代のACL制覇に貢献した頑強なCB。キムヨングォンが怪我で前半戦復帰が難しく、その間の「穴埋め要員」とされ半年契約。
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・監督 Luiz Felipe Scolari(ブラジル)
ブラジル代表として2002W杯優勝を始め数々の実績残した説明不要の世界的名将だが、[2年以上持たない]という不安が昨年ACLで露呈されたが、3年目の今年どうアジアで雪辱するか注目したい。
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・注目選手
MF 鄭智(Zheng Zhi)
恒大&中国代表両方でキャプテン&10番背負う大黒柱。かつてチャールトン、セルティックでプレイし2013年AFC年間最優秀選手に輝いたレジェンドは今年37歳を迎えるが衰える気配はない。対戦経験あるセルヒオ・エスクデロや伊藤壇も絶賛する実力者。

MF 黄博文(Huang Bowen)
近年センターハーフでなくサイドでの起用が増えた。得点は多くないが2015ACLのガンバ戦&柏戦、2016年代表のカタール戦と重要&スーパーゴールが多い。北京国安で16歳でデビューし、全北現代にも在籍、ACL通算67試合出場はアジア全土で最多。

MF 張奥凱(Zhang Aokai)
2000年生まれの生え抜きは、昨季最終戦で鄭智に代わり16歳でデビューし黄博文の記録を塗り替えた。若手起用枠の影響もあり、出番増加が見込まれ期待される。

FW 王靖斌(Wang Jinbin)
恒大&昨年レンタル移籍したファジアーノ岡山でも公式戦デビューはなかったが、U22代表で活躍しリッピにA代表抜擢され1月のクロアチア戦でゴール。クラブでの公式戦出場より先に代表デビュー&ゴールしてしまった。
今期恒大に残るかレンタルされるかわからないが、継続的に試合でれるとこで修行してほしい。

・予想フォーメーション
−−−−−−−(Alan)郜林--------------
Alan-----------Goulart---------黄博文(郜林)
-----------鄭智--------Paulinho------------
李学鵬−KimHyungil--馮瀟霆--張琳芃
(張成林、邹正)----(梅方、劉健)------(王上源)    
-------------------曽誠(劉殿座)--------------

DF陣の選手層が分厚い一方で、中盤は鄭智&パウリーニョが実質代役不在でどちらかかけた場合が不安。


■江蘇蘇寧 Jiangsu Suning (リーグ2位)

・概要
元々「江蘇舜天」だったが2015年末に中国家電大手の蘇寧易購がスポンサー入りし金満化、2016年は監督交代もありながらリーグ、カップ共に2位、恒大とはリーグ戦1勝1分、カップ戦決勝も2分け(アウェイゴールで敗退)と恒大と五分五分にやりあっている。

・ACL戦績
出場3回目。2013年はGL3位で敗退。昨年2016は優勝した全北現代には1勝1分と勝ち越したが、アウェイのビンドゥオン(1-1)ホームFC東京(1-2)の取りこぼしでまたもGL敗退。今年は比較的恵まれたグループでもあり、GL突破は必須&上位進出は至上命題

・移籍市場
広州恒大同様に目立った[爆買い]はなく、むしろ余剰戦力の放出がメイン。元ブラジル代表ジョーはコリンチャンス、元クロアチア代表サミールはディナモ・ザグレブに。アジア枠競争でホンジョンホに敗れた豪州代表セインズベリは[兄弟クラブ]のインテル(イタリア)へレンタル移籍。本人にとっては願っても無い出世だろうが
中国人選手では昨年前半キャプテン勤めた任航(Ren Hang)が、契約延長拒否したため6月以降[飼い殺し]の末退団(河北へ) 

・外国人選手
FW Alex Teixeira(ブラジル)
西欧の強豪とのマネーゲームの末シャフタールから5000万ユーロで加入した10番、昨年前半&ACLではパッとしなかったが後半尻上がりに調子あげ11ゴール、不本意に終わったACLでの雪辱を期待。
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FW Roger Martínez(コロンビア代表)
1994年生まれと若く、2016コパアメリカで代表入りした彼の江蘇行きは予想外だったが、夏に加入後16試合12得点と大当たり。個人的にはかつてのムリキ、エウケソンクラスの衝撃を与えるかもしれない。
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MF Ramirez(元ブラジル代表)
2800万ユーロでチェルシー(イングランド)からやってきた現役セレソン。ボランチながら守備に攻撃に一人何役もこなし、守備だけでなくフィニッシュにも積極的に絡んだ。
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DF Hong Jeongho[洪正好](韓国代表)
2016年夏にアウグスブルグから加入した現役韓国代表レギュラー。ただ加入後クラブ&代表でパフォーマンスが落ちて、韓国メディアから[金に目がくらんだ]など批判されるが、同胞崔龍洙の信頼は絶大。
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・監督 Choi Yongsoo[崔龍洙](韓国)
韓国代表、ジュビロ磐田、ジェフ市原などで活躍した現役時代は説明不要。昨季途中にペトレスク監督の後を受け途中就任ながら2位に導いた。FCソウル時代にACLでも実績残しており、アジアでの采配に期待したい。
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・注目選手
MF 吴曦(Wu Xi)
現キャプテンで、代表でもレギュラー務める実力者。得点力もあり昨年ACLでも2得点あげた。デビュー時はSBだった。

GK 顧超(Gu Chao)
前所属の杭州緑城で当時監督の岡田武史に抜擢されたGK。昨年新加入でスタメン定着、9月のアジア最終予選で代表デビューし強豪イランを完封。しかし続くシリア戦でチョンボから失点を招いて批判を浴びた。


・予想フォーメーション

−−−Teixeira−Marinez−−
---−−謝鵬飛-----吴曦-------
楊笑天------Ramirez----吉翔
---−李昂---Hong---周云-----
−−−−−−顧超---------------

崔龍洙就任後3バックが定着も、セインズベリ&任航退団でCBの選手層に不安
posted by ZZ at 14:56| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする