2012年06月28日

申花、深セン

■ 東芝がスポンサー勤める足協杯(中国版FA杯)の試合で、話題の上海申花とトルシエ率いる2部深センが対戦し、ホームの申花が苦しみながらも0−0からPK戦5-4で勝利。一応バティスタ就任後初勝利

この試合から、ドログバが加入するチームとトルシエの現状を見て見たい。

深セン戦先発

    アネルカ

馮仁亮 モレノ 宋博軒

   王冠伊 于涛

王林 戴琳 モイセス 呉曦

    王大雷


・ラシンクラブ(アルゼンチン)から獲得したばかりのコロンビア代表モレノ(GiovanniMoreno)が早速デビュー。
75分まで出場して好機を演出したり、アネルカと良いコンビネーション見せるなど実力示した。

・一方アネルカは消化不良で83分にボスニア人MFボジッチと交代。
普段は負傷離脱中のオーストラリア人FWグリフィスや、レンタル終了したフランス人マンセと2トップ、もしくはトップ下で起用も多い。ドログバ加入がカンフル剤となるか。

・ドログバ加入により、外国人枠の関係でボスニア代表歴あるボランチのボジッチか、クルゼイロ、フラメンゴ、ブラガに在籍したブラジル人DFモイセス(Moisés Moura Pinheiro)どちらかが放出される見込み。

・直近のリーグ戦で大連阿爾濱に2−0から追いつかれたように、
チームの弱点は守備陣。にも関わらず「なぜDFを獲得しないんだ!」と専らの声。
ただこのチーム(てかオーナー)では仕方ない、と皆諦めている。


申花はリーグ戦14試合で3勝、得点11(下から2番目)で12位に沈み、朱オーナーが「優勝は厳しいが、ACLならまだいける」という声に「まず残留心配しろ」「恒大のように中甲(2部)落ちて勝ち癖つけた方が良いかも」

得点については肝心のアネルカが序盤の2得点のみ。中盤に下がってパスや組み立てにも絡んでおり、フィニッシュに集中できていない印象。
またティガナ解任&監督代行務めるなどピッチ外で目立っている。
アネルカの影に隠れて、グリフィスの長期離脱も痛い。中国リーグで4年目、熟知している彼が健在ならドログバは必要なかったかもしれない。


・明るい面として、近年申花は無鉄砲な補強の反面、下部から無名の若手発掘が多い。

例えば3得点でチーム内得点王のMF馮仁亮、3年前3部からブラジェビッチに発掘された。代表にも定着し、昨年ドイツのクラブやトットナムから接触あった。現在中国人選手でもっとも欧州進出が近い選手
ロンドン五輪予選で10番背負ったMF曹贇定も昨年2部から加入。今季準レギュラーながら2得点はいずれも決勝点で、チームに2勝もたらした。
DF/MF鄭凱木も昨年は3部所属、今オフ申花のトライアルに参加し
ティガナ、アネルカに高い評価受け加入。序盤はレギュラーも務めた。

中盤には主将の于涛(2011アジアカップ出場)、姜坤ら代表歴ある選手もいる。2004年アジアカップで活躍したMF閻嵩の加入も決まった。

能力ある外国人、ベテランや若手が多い。問題は継続性の無いフロントだ。近年申花の外国人は2年前得点王のコロンビア人リアスコス(1年半在籍)除き1年以上在籍した選手はいない。




一方深センのトルシエは、2部降格にも関わらず上層部の信頼厚く留任。MF楽山は不動のレギュラー。
中超時代から「戦力的に2部中堅並み」と言われた貧乏クラブで、5位とまずまずの状況。
フランスリーグで活躍したセネガル代表FWグエイエ(BoubacarGueye)が10得点で得点ランクトップの活躍。
中国リーグ初の台湾人選手陳柏良も1得点あげている。
また生え抜きの若手が多く、組織ができつつある。

杭州の岡田同様、若手起用による組織作りに重点おいている。
申花筆頭に金&外国人任せが多い中国にあって、彼らのチームがどうなるか注目。
posted by ZZ at 18:18| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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