2015年07月21日

張呈棟スペインへ/張稀哲帰国/孫可騒動

大物外国人選手の話は別記事の移籍情報一覧や、他メディアに譲り
現役中国代表3人の移籍話について

大丸2️張呈棟 中国人初のリーガエスパニョーラへ
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北京国安は張呈棟(ZhangChengdong)のスペイン1部.ラージョ・バジェカーノ加入 を発表。1年間のレンタル+延長オプション付き。試合出場すればリーガエスパニョーラ(西甲)初の中国人選手となる。
ラージョは南京の钱包グループが胸スポンサーで、張の年俸500万元(約1億円)も負担と非常に分かりやすいスポンサー移籍。ラージョは7月末に中国ツアー行い南京でソシエダと対戦予定。張はそこで合流し御披露目か。

1989年河北省生まれの張は遼寧でデビュー。2009年にポルトガルへ渡り、CDマフラ時代にカップ戦でスポルティング.リスボン相手にハットトリック達成。
その後ウニオン.レイリアでポルトガルスーパーリーグ初の中国人選手としてプレイ、2011/12シーズンはベイラマルでチーム最多6ゴールで残留に貢献。ポルトガルスーパーリーグ1年半で40試合8得点。
2012/13に加入のドイツ2部ブラウンシュワイクでは定位置掴めず、2013年に帰国を選び北京国安へ。
2010年ポルトガル戦で代表デビュー、その後暫く離れたが、ファイター好むペラン政権で不動の存在になりアジアカップ全試合出場。

ポルトガル時代はFWだったが、国安では主に右MF、現代表では右DFが主。得点力や技術面が課題だが、フィジカル面が強み。
張稀哲が帰国したばかりだが、張呈棟のアドバンテージは上述の通りポルトガル、ドイツでの4年間経験がある点。右サイド全般こなせるマルチロールであり、張稀哲のウォルフスブルクと比べチームの選手層も違い、多少出番あるのではと期待。
熾烈な優勝争い中にも関わらず、稀哲に続き欧州行きを容認した北京国安とマンサーノ監督の英断に拍手。
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大丸2️張稀哲 北京国安帰還
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一方で1月に国安からドイツ.ウォルフスブルクへ移籍した張稀哲(ZhangXizhe)は、公式戦出場0のまま半年で国安へ帰還。ドイツへの移籍金は150万ユーロだったが、国安は200万ユーロで買い戻した。

正直相手が悪く、トップ下や2列目はベルギー代表デブライネ、ドイツ代表シュールレ、クロアチア代表ペリシッチ、イタリア代表カリジュリら。ブンデスリーガ2位の攻撃陣は厚かった。リーグ終盤に3試合ベンチ入りするも、ヘッキン監督は最後まで起用することは無かった。
またリーグ戦当日に上海でのモーターショーに出席したり、ベンチ入りした試合3-0で勝利確定の終盤でも起用されなかったり、フロント/監督が共に獲得の意思があったか甚だ疑問。今期PSM初戦でゴールを決め、オランダへのレンタル話もあったが、張は帰国を決めた。

失敗は失敗だが、少なくとも移籍決断した張稀哲と北京国安の姿勢は評価されるべき。恒大のような取るだけ取って出さないクラブより好感。復帰後初戦の上港戦でもフル出場し、その技術は錆びていなかった。ドイツでの経験糧にさらなる飛躍を期待。
一方稀哲の失敗で他クラブや選手が更に欧州移籍に消極的になることが懸念される。


大丸2️孫可騒動
孫可(SunKe)、江蘇、天津泰達、天津松江、権健グループ巡るゴタゴタは、日本では考えられない。私も未だに何がどうなったか理解できない。
少なくとも明らかなのは、中国でサッカークラブはスポンサー企業のオモチャであること。同一クラブでもスポンサー変われば別クラブと考えねばならないらしい。

・経緯
江蘇との契約残り半年だった孫可は、一度は天津泰達へ6600万人民元という中国人選手歴代最高額で移籍を発表。

→しかしこれは天津のスポンサー権健グループの独断であり、クラブ側はこれを拒否
→交渉決裂し権健グループは泰達から撤退
→そして同じ天津の2部天津松江のスポンサーに、この発表会になぜか孫可も出席
→困ったのは泰達でプレイできなくなった孫可、流石に代表スタメンが2部でプレイする訳にもいかず、どこでもプレイできない状況
→結局古巣江蘇と契約を1年延長し、前節の石家庄戦から「復帰」即ゴールを決めた。
→但し保有権?は移籍金払った権健グループにあり、松江が中超昇格時は松江に加入することになるらしい。
→いずれにせよ生え抜きキャプテンを1年契約延長しておきながら、なぜか6600万人民元という巨額を手にした。江蘇の圧倒的1人勝ちには間違いないだろう

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posted by ZZ at 22:16| Comment(0) | 国外組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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