2016年08月27日

河北華夏幸福、李鉄監督解任。後任はペジェグリーニ!

河北華夏幸福(Hebei China Fortune)は8月27日、李鉄(Li Tie)監督に代わる新監督を発表。チリ人のペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)の監督就任を発表。
つい昨シーズンマンチェスター・シティを欧州CL準決勝に導き、その前はレアル・マドリード、ビジャレアル、リバープレートといった名門を率いた説明の世界的名将。
Pellegrini Hebei.jpg

・背景
河北は昨年華夏グループが入ったことで金満化、中甲(2部)中下位だったクラブは監督にセルビアの名将ラドミール・アンティッチ、他にも補強。しかし調子を落とした昨夏にアンティッチを解任し李鉄が就任。レアルマドリード、バルセロナ、アトレティコ全て率いた世界的名将を解任し、初監督の自国人を就任させたのは驚きだった。
李鉄はそこからチームを立て直し、終盤8連勝でチームを初の中超(1部)昇格に導く。

金満化した河北は既報の通り、ローマからコートジボワール代表ジェルビーニョ(Gervinho)、パリサンジェルマンからアルゼンチン代表ラベッシ(Lavezzi)、カメルーン代表キャプテンのエンビア(M'bia)、アジア枠で豪州国籍もつトルコ代表DFギュリュム(Ersan Gülüm)と大型補強。序盤戦は好調で上位争いに絡んだが、夏場に急激に調子を落とし最近10試合で1勝のみと調子を落としていた。しかしまだ5位、昇格組としては十分な順位でありACLはまだ狙える段階での交代劇は個人的に意外

李鉄は現役時代日韓W杯出場しイングランド・プレミアリーグ(エバートン)でプレー、2012年引退後広州恒大でマルセロ・リッピの元でアシスタントとして修行し、初監督の375日で勝率52%。チームを初昇格に導き、上位争いをできたのは国産監督として誇らしい成績と思う。かつ金洋洋,桂宏、高准翼(元カターレ富山、アビスパ福岡)ら国産の若手を積極的に登用、広州恒大でくすぶっていた董学升をCFで起用しブレイクさせた。もっと長く率いて欲しかったが

夏場の低迷は李鉄云々より、外人選手の不振が大きいと思う。前述の大物外人のうちエムビア除く4名は物足りないパフォーマンス。最高額で現役アルゼンチン代表のラベッシはコパアメリカの怪我で後半戦登録抹消(昨年中超リーグ得点王のAloisioを山東から代役に補強)、ジェルビーニョは序盤戦は別格のパフォーマンスだったが怪我やラフプレーによる出場停止で欠場が増えた。かつてチェルシーなどに在籍したカクタは前述の2名に比べ明らかに物足りず。ギュリュムに至っては怪我や低いパフォーマンスで中国人DFの控えに甘んじている。
ここ最近はエムビア&夏加入したばかりのアロイージオの2人だけと言う状況、良くも悪くも「外国人選手」次第な中超ではあまりに厳しかったようだ。逆に言えば中国人選手の選手層の差ともいえようが(昨年の広州恒大は同じような状況でリーグもACLも両立できたため)


ペジェグリーニは現在中国にいる監督としてはスコラーリ、マンサーノ、エリクソンらに伍する世界的名将。中国と適応するかはやってみないとだが、彼の指揮官としての実力や経験が河北だけでなく中国サッカー全体に好影響を及ぼすことを期待したい。
posted by ZZ at 23:04| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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