2018年01月19日

中国クラブの収支状況

収支状況について、昨年暮れに見つけたデータをご紹介(いずれも昨年11月時点)

http://k.sina.com.cn/article_2810373291_a782e4ab0420086z3.html?cre=sportspagepc&mod=f&loc=2&r=9&doct=0&rfunc=2&tj=none

中国サッカー協会は会計士事務所に依頼し各クラブの財務させたところ、以下のデータが出た。

2016年中超各クラブの損失は合計40億元(680億円)2部中甲は8億(136億円)
中超の平均収入4.4億元(75億円)支出6.9億元(117億円)各クラブ平均で2.5億元(42億円)の損失。

・割合
平均的な割合は以下
収入:スポンサー収入64%、試合賞金14%、移籍金収入11%、政府助成金6%、チケット収入3%,其他2%
支出:人件費67%,償却費18%,育成費用5%(新政要求15%),管理費3%,試合運営費1%,其他6%

・格差
格差も大きく、収入最多(恐らく広州恒大)/最少(恐らく延辺富徳)チームの収入格差は50倍
支払コストも最多(恐らく上海上港)と最少では38倍の格差があると。

・人件費
やはりというか人件費が大部分。67%という数字は英プレミア(58%)仏リーグ1(56%)独ブンデスリーガ1部(42%)と比べても高い。
給与は勿論、ボーナスの締める割合もかなり大きい。ビッグマッチの前に【●●はこの一戦に▲百万元のボーナスを・・】は日常茶飯事

・移籍金
移籍金支出のうち78%が外国人選手、収入は逆で中国人選手が81%。
多くの場合高額で外国人選手を買っても高額につき売却困難で、契約解除や満了退団など満足いく移籍金を得られるケースが少ないためか

・育成
協会はU23枠を導入するなど育成を重視し始めているが、協会の要求する15%の基準にはまだ届かない。

この結果に中国足球協会の張剣副主席は、中国選手の給与、移籍金は口頭しており、今回の調査を通じて
財務面をコントロールする制度を準備する旨の発言を行っている。

既に外国人枠削減に始まり移籍金制限(贅沢税)、U23枠、と協会の【バブル抑止策】は動いている。
上記結果踏まえ、更なる抑止策が検討されていると推測。

まあそもそも主に金を使ってる上位クラブ、国有クラブは営利目的ではない。
採算度外視の為やりたい放題できるので、健全経営のJとは違う。

ピッチ内外で最も成功している広州恒大ですら【数年内に黒字化】を目標に掲げている。
(最近オーバメヤン獲得の噂をオフィシャルに否定したのも、U23の有望株囲い込み始めてる点からも、その方針は推測できる)

一方で本体の恒大地産は年々増収増益を重ね、オーナー許家印は最近フォーブス誌の長者ランキングで中国No.1長者になった。まあそういうことなのであろう

posted by ZZ at 15:03| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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