2018年03月07日

2018年 中超順位予想など

■2018年 中超順位予想してみる

2018年の中超リーグがすでに開幕。上納金制度、外人枠削減、U23選手枠などなど協会からの
倹約令で大型移籍・大物外国人選手は減るかと思われたが、何だかんだでまた新たに多くの世界的名手が中国にやってきた。

とりあえず順位予想

1.上海上港
2.広州恒大
3.河北華夏
4.江蘇蘇寧
5.北京国安
6.山東魯能
7広州富力
8.上海申花
9.天津権健
10.北京人和
11.貴州智誠
12.長春亜泰
13.重慶力帆
14.大連一方
------------(↓降格)
15.河南建業
16.天津泰達


■優勝争い

まあ本命は7連覇中の広州恒大だけども、上海上港にしたのは個人的希望もあり(シーズンチケット買ったので)戦力的にも充分あり得る。
昨年両者は1位、2位でデッドヒートを繰り広げ、リーグ戦では及ばなかった上港だが、ACLと足協杯では恒大を下した。過去10戦未勝利であったが最早苦手意識はない。

2017年は【良くも悪くもフッキ次第】のサッカーであったが、終盤にはむしろ足枷になってる感があった。
FCポルトでフッキと師弟関係にあった新監督ペレイラ(Vítor PEREIRA)は彼を主将に任命。それで意識を変えたかここまで公式戦3試合見た限りでは独自的なプレーは驚くほど減った。
悪くいえば怖さはなくなったが、その分周囲の選手も生きるようになった。フッキ依存から脱却でき、アウェイでの取りこぼしを減らせば悲願の初タイトルは見えてくるが。
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広州恒大の移籍市場は上々。退任したスコラ―リの後任に前監督カンナバーロを早々FIX。パウリーニョ退団後の穴埋めに天津泰達からセルビア代表グデリ(Nemanja Gudelj)を獲得(初めて中国内クラブから外国人選手を獲得)
またU23枠に備えてケ涵文(Deng Hanwen)楊立瑜(Yang Liyu)唐詩(Tang Shi)といったその世代の即戦力を確保。
しかしACLでは2戦連続ドロー、リーグ開幕戦ではホームで広州富力に敗戦。正GK曾誠と主将鄭智の負傷もあるが、彼らの最大の懸念は【マンネリ】である。
2013年に初のACL優勝を果たしたが、その試合の出場メンバー中7人がまだ在籍している。中国人選手の主力は5年前とあまり変わっていないのだ。
勿論補強はしているが壁は厚く、「ただ年齢を重ねてコンディションが低下した」と言われる。
カンナバーロを招聘したのは、天津権健時代に積極的に若手を登用するなど新陳代謝を期待されている。今後に向けても新陳代謝を期待したい。


この2強に絡むと予測したのは河北華夏。レアルマドリード、マンチェスターシティを率いた監督ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)の元で2017年は4位、ACL出場権は逃したが昇格3年目ながら既に優勝を狙える陣容をそろえている。
何と言ってもバルセロナからアルゼンチン代表マスチェラーノ(Javier Mascherano)を獲得、元ユベントス・ラツィオで活躍し昨年はサンパウロにレンタルしていた元ブラジル代表エルナネス(Ernanes)がローンバック。昨年チームの総得点6割を生み出した大黒柱ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)、昨年は怪我に泣いたコートジボワール代表ジェルビーニョ(Gervinho)。この4人は平均74.8キャップ、全員がW杯と欧州CLを経験しており、中超全チームで最も豪華な外国人陣容と言える。
かつ現主将の張呈棟(Zhang Chengdong)を中国人選手最高額の1億5千万元(元であるので、日本円約25億円)で獲得するなど、中国人選手も毎年代表クラスを補強。今年も代表レギュラーLB姜至鵬(Jiang Zhipeng)らを獲得した。
U23枠も元富山・福岡の高准翼(Gao Zhunyi)欧州帰りの若手を何人も有しており、選手層は充分。
ラベッシへの依存と、昨年来馴染めてないエルナネス、怪我がちのジェルビーニョの出来は懸念だが、ACL初出場またはもっと上に辿り着く可能性はある。
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優勝争いに絡むのはこの3チームかなと

■ACL出場権
前述3チーム以外で天津権健江蘇蘇寧北京国安山東魯能までが争うと推測。

ただ権健についてはACLとの両立を懸念し順位はやや低迷すると予測。残りでは昨年低迷した分江蘇蘇寧の復活を期待。ファビオ・カペッロ(Fabio Capello)がいるうちにACLで見たい。
ロジャー・シュミット体制2年目の北京国安はブラジル代表レギュラーのレナト・アウグストを擁し、今オフはビジャレアルからコンゴDF代表バカンブ(Cédric Bakambu)、ラスパルマスから元スペイン代表ジョナタン・ビエラ(Jonathan Viera)、更にU23代表エースの韋世豪(Wei Shihao)と積極的補強。ただ中堅―ベテランを多く放出したため、選手層になんとなく不安。
山東魯能も戦力的には上位レベルだが、フェリックス・マガト(Felix Magath)が辞任し後任のクラブレジェンド李霄鹏(Li Xiaopeng)がどこまでチームを掌握できるか。監督としてはあまりいいイメージが無いのが・・

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17年カップ戦を制しACL出場の上海申花、ストイコビッチ率いて昨年躍進した広州富力は戦力的に乏しく少し落ちる予測。

■降格
どこも相応に資金力があり、相応の外国人選手や中国人選手を有しておるが、消去法で天津泰達河南建業と予想。どちらも老舗クラブであるが
毎年踏ん張っているがそろそろしんどいかな、、と感じる。
ただし極論、ACL出場権争いのチームでも降格争いに巻き込まれる可能性は充分ある。2016年リーグ2位の江蘇蘇寧が翌年そうだったように。

なお昇格組のうち北京人和はそれなりに中国人選手の層もあり、監督が良さそうでチームのベースが安定してる印象もあり割と余裕の残留を予想。

もう1つの昇格組は移籍市場で台風の目となった大連一方。90年代のスポンサーだった万達集団(WANDA)が復活し、開幕直前にウェストハムからポルトガル代表DFジョゼ・フォンテ(José Fonte)、更にWANDAが資本をもつアトレティコ・マドリードからベルギー代表カラスコ(Yannick Carrasco)元アルゼンチン代表ガイタン( Nicolás Gaitán)を釣り上げた。流石にフェルナンド・トーレスは無理だったようだが世界を驚かせた。
しかしこれが開幕1週間前だから、チーム作りも連携もあったもんじゃない。元々昨年2部優勝し昇格に導いた監督ロペス・カロ(レアルマドリード等を指揮)を解任し、年始に馬林(Ma Lin)が就任したが、なぜか馬林の就任をクラブでなく大連市体育局が発表したり、前述のWANDAにしてもクラブ外からの介入の陰がちらほら。案の定開幕戦は上港に0−8の惨敗。見通しは芳しくない。というか3人とってすぐなんとかなるものじゃない
しかしカラスコらに期待する面もあるが、サッカーどころ大連のチーム、かつかつての常勝大連実徳を受継ぐチームが1部に相応しく残留してほしいなーという期待でギリギリ残留。

■ACL参加組の展望

既にグループステージが開幕しているが、個人的に今季の中国勢は昨年までほど期待は持てないと思っている。理由は国内リーグとACLのレギュレーションの違い。

リーグ戦では外国人枠は最大3人、かつそれと同数以上U23選手(1995以降生まれ)を起用せねばならない。
極端な話、リーグ戦とACLでメンツがどうしても変わる困難。また国内では最大3人までしか起用できないため「4人目の外国人」のパフォーマンス維持も難しい。
例えば2017年上海上港ではエウケソンが夏以降出番を失い、ACL浦和戦では強行出場したが本来の出来でなかった。「両立」に苦しむと懸念。


posted by ZZ at 16:57| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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