2017年09月30日

ACL準決勝 上港VS浦和 現地

既報の通り、2017ACL準決勝第1戦は上海体育場で行われ、1−1のドロー。
上海上港はフッキのミドルで先制も、浦和レッズは柏木陽介が同点弾。
後半上港が一方的に押し込み、シュート本数21−3も追加点ならず。
上港としては痛い、浦和としては充分なドローで10/18の2NDを迎える。

試合内容については多くのところで報じられているだろうから、試合前後、データ面を中心に

とりあえず現地に行ってきました。
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チケットは事前にTAOBAOで購入、180元の席を事前だったので165元(約2800円)で購入。
当日指定された喫茶店で、名前と電話番号を伝えて引き渡し。
当日は結構ダフ屋もたくさんいたけども、大一番で高騰が予想されたため事前に手配した。
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試合まで時間あったので、面識ある浦和サポーターのPさんと合流
途中でたまたま青島啤酒(ACLスポンサー)のイベントブースを発見したため、2人で乗り込む。
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QRをスキャンし、携帯ゲームでゴールを決めればビール貰える・・というもので
ゴールはなかなか決まらなかったけども、熱意?が通じてガバガバビールを頂いてしまった。
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下記、上海上港柄の特別ビールが欲しかったけども当日売りは無かったため断念
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ちなみに日本以上にACLへの注目度高い中国では、試合数日前に五星体育のスポーツ番組で
なかなか綿密に浦和紅宝石の特集をしていた。

【爆買い!】【急成長!】【フッキ!オスカry!】同じようなフレーズばかり繰り返す
日本メディアと比べれば、スポーツ報道の質ははっきり中国が上。

だいたいいつまで【広州】【上海】って略してんだよ、じゃああんたら欧州CLで【マドリード】【マンチェスター】って略すのか。。

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上港は準々決勝で広州恒大をPK戦の末下し、出場2回目で初めてのベスト4進出

ただ恒大戦で退場した2名含め3名が準決勝第1戦出場停止に。
特に正GK顔駿凌(YanJunling)、キャプテンで普段サイドバック起用のDF王燊超 (WangShenchao)、このレギュラー2名の停止はあまりにも痛い・・
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両チーム先発

上港は顔駿凌に代わるGKに、ACLのWSW戦に出場しずっとベンチに控えていた孫楽(SunLe)でなく、何と陳威(ChenWei)を起用。1998年生まれ19歳、かつプロデビュー戦がACL準決勝 失点は柏木のシュートが見事だったと思うし、あとは全般に浦和を押し込んだためそれほど見せ場は無かったが、まあまあのパフォーマンスで
ビラスボアスの期待に応えた。

王燊超の左SBには魏震(Wei Zhen)、1997生まれで今季デビューした下部組織出身のDFだが本職はCB。攻撃面での貢献は皆無で、攻守に大きな存在感放った王燊超の欠場は結果的にあまり見せ場無かったGKよりも影響大きかったかも。
ビラスボアスは53分に魏震を下げてMF,FWが本職の于海(Yu Hai)を投入してから左サイドから多くのチャンスが生まれたのを見ても、左サイドバックについて保守的過ぎたのではと惜しまれる。

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またここ数試合メンバーを外れ監督と不仲説もあったエウケソン(Elkeson)は先発も、前半の好機にフッキと重なる不運もあり殆ど見せ場無く、72分呂文君(Lv Wenjun)と交代。一方でアフメドフ(Odil Ahmedov)は特に後半MOM級のパフォーマンスを見せ、87分に李聖龍(Li Shenlong)と交代するまで浦和に脅威を与えた。
国内リーグでは外人枠起用は3人まで、フッキ・オスカルに続く三人目がアフメドフ>エウケソンに成らざるを得ない点は誰もが納得したと思う。

浦和は槙野がフッキを見て、中盤は積極的にオスカルを圧して、普段と比べてオスカルは窮屈に見えた。
早めにアウェイゴールを奪ってから守備的な姿勢をとったせいか攻撃面はあまり見るもの無かったが、
ホームで攻撃的に来れば、若い上港守備陣にとって大きな試練になる。
長澤和輝は初めてプレイみたけどいい選手だなと思いました。槙野は大人しく守備してれば体も強く凄くいいDFだなと、フッキを上手く抑えていたし
当然ながら選手の技術レベルも高く、改めてなぜこのメンツでなぜJで優勝争いしていないのかと・・

http://sports.sina.com.cn/china/afccl/2017-09-28/doc-ifymmiwm0361890.shtml
↑この記事でも取り上げられているが、浦和サポーターは約700人ながら統率とれた応援で圧倒的多数の上港より声が出てたんじゃないかと。
上港はクラブの歴史が浅く応援スタイルまだ定着していない?のかとも思うが、Jの応援は見事で特に中超の新興クラブは学んでほしい(模倣するのでなく・・)

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上港は今季公式戦ホームは国内リーグで2分(2−2恒大、0−0権健)以外全勝だった。」ドローは痛恨ではあるが、上港も浦和もお互い攻撃的であり、浦和もホームとはいえガンガン前に出るだろう。撃ち合いが予想されるためまだ分からない。個人的にも浦和が埼スタでこけたところを何度も見ているので・・

ちなみに気になったので2015年以降ACL決勝Tにおける、1STホームで引分けたチームの成績を調べたが
8勝7分、アウェーゴール許したケースに限ると5勝2敗
というわけでまだまだわかんないので、2NDに期待!

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上海在住者として、上海でACL決勝が見たいし、アジア制覇のトロフィー掲げるシーンが見たい。
勿論浦和は素晴らしいチームだが、上港の方がアジア制覇・CWCのアジア代表に値するチームと思っている
申し訳ないがJで中位に沈むチームに、東アジアトップを取らせるわけにはいかない
posted by ZZ at 11:28| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月17日

パウリーニョ、バルセロナ移籍

■パウリーニョ、バルセロナ移籍

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広州恒大のパウリーニョ(Paulinho)が噂通りスペイン・FCバルセロナへ移籍。
8/13の河南戦を前にチームメイトに別れを告げ、バルセロナ入り。翌14日バルセロナ、恒大双方オフィシャル発表。
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1988年生まれのパウリーニョは2015年夏にトットナムから加入、ブラジル代表で師事したスコラ―リ監督のもとで以降公式戦95試合28得点5アシストを記録。
同年のACL制覇、中超連覇などに大きく貢献。
ボランチながら攻守に活躍、ゴール前で相手のチャンスを潰した次のシーンでは相手ゴールを陥れる。
2015ACL柏戦の強烈FKや,今年は鹿島との2戦で2得点などJのファンにも印象強いだろう。
また怪我や出場停止は皆無、2016年はリーグ戦全試合先発出場した鉄人。

かつ中超在籍中にブラジル代表に復帰、W杯予選ウルグアイ戦ではハットトリック達成するなど
レナト・アウグスト(北京国安)らと共に【中国にいてもセレソンに定着】した点でも画期的。

金額面のメリット

移籍金4000万€(51億円)は破格、恒大としては勿論アジアのクラブが得る移籍金で歴代最高額とのこと。しかも売り先はあのバルセロナである
なお、年俸は700万→500万€にダウンした模様。
既知の通りネイマールのPSG移籍で収入があったことも関係あるだろう(バルサに彼が必要なのか?は当ブログの趣旨からとは関係ないのでノーコメント)

なお、パウリーニョはトットナムから加入時は1400万€と格安だったため、差益で+2600万€(33億円)を稼いだ。
彼以外にも恒大は、
ムリキ(アトレチコミネイロから350万$で加入⇨900万$でアルサッドに放出)+550万$(6億円)
エウケソン(ボタフォゴから520万€で加入⇨上海上港に1700万€で放出)+1180万€(15億円)
に続き、選手売却で利益を確保している。他の多くの選手では損しているけども・・

・バルセロナが中超の選手を獲得したこと

とにかくこの点で画期的、天下のバルサが即戦力として中国でプレーする選手を獲得したこと(まあ中国云々以前にブラジル代表レギュラーなんだけども)
これが画期的。つい先日鄭智や郜林と一緒にやってた選手がもうすぐメッシやスアレス、イニエスタとチームメイトになるのである。


・懸念
攻守に数人分の働きをして居た彼の離脱は戦力面の痛手、かつ移籍確定当日の河南戦で代役候補の黄博文が骨折して今期離脱。中盤センターは37歳鄭智に、若い廖力生、徐新の実質3人。ACL、リーグ、カップ戦控える恒大に暗雲立ち込める。
それでもパウリーニョを売った恒大の英断には拍手を送りたいし、代わりに出番増えるであろう廖力生、徐新がこのチャンスに躍進することを期待。


パウリーニョ、個人のパフォーマンスだけでなく、チームで勝ち取ったタイトル、去り際に大金を落とした点、セレソン定着、バルセロナ移籍により中国サッカーのステータスを上げた点
諸々鑑みてここ数年で【中超最高の外国人選手】と言ってもおかしくないだろう。
【中国産】のパウリーニョが、バルセロナまたはブラジル代表の一員としてより飛躍することを期待。

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posted by ZZ at 13:58| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月03日

2017夏移籍市場総括?

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Chinese_football_transfers_summer_2017

■2017年夏 中国移籍市場

結論として下記の「新政策」の影響で、過去数年とは日にならない静かな移籍市場となった

・選手獲得で一定額以上の移籍金発生した場合、協会に対して相応額「贅沢税」を収めねばならない
・試合における外国人出場枠4→3に削減、事実上のアジア枠撤廃
・U23枠の創設(1試合で先発・ベンチ最低1人ずつ)


特に1項目、中国人選手で移籍金が発生した移籍は裴帅(長春→権健)のみ、他は皆レンタルか自由移籍。
移籍金は「贅沢税」ギリギリの2000万人民元(3.3億円)、+若手選手の交換という形になったようたが
裴帅にしても1993生まれと若くU23代表歴あるが、10代からレギュラーでプレーしていた実力者
代表歴無いとはいえここ数年の高騰を思えば移籍金はその倍以上でも何ら違和感ない。

そして外国人選手、昨夏から年初にかけてだけでもフッキ(ゼニト→上港)オスカル(チェルシー→上港)テべス(ボカ→申花)
パト(サンパウロ→天津権健)ヴィツェル(ゼニト→天津権健)ミケル(チェルシー→天津億利)がやってきたが

この夏の大物はブンデスリーガ得点ランク3位のフランス人モデスト(Anthony Modesteケルン→権健)、カメルーン代表主将のムカンジョ(Benjamin Moukandjo ロリアン→江蘇)と実力者ながら地味な印象。噂されていたオーバメヤン、ジエゴ・コスタ、テリー、ルーニー、は実現しなかったが、先の新政策が無ければさらなる大物の移籍が実現していただろう。

かつモデストはレンタル、ムカンジョはフリーでの加入でともに移籍金はかかっていない。(モデストは2900万€の買取条項あり)明らかに「贅沢税」を逃れるための裏技である。

7月中旬時点で中超クラブが払った移籍金は総額2000万€未満(一部選手の移籍金不明なため)、昨年夏1.28億€を大きく下回る。
この夏最高額は前述モデストの570万€、昨年のフッキ(5580万€)の1割程度。
この夏中国で唯一派手に買い物した天津権健がこの夏に払った移籍金等は833万€で全世界78位、昨年までは上位を中国勢が席捲してた頃に比べればおとなしくなったのは間違いない。


また、「新政策」で出番を失った外国人選手の退団も進んだ。FC東京への復帰表明したチャンヒョンスは富力で絶対的主力だったが、彼も含めて多くのアジア枠選手が今年急激に出番を失った。同胞のホンジョンホ(江蘇)も崔竜洙監督辞任、インテルにレンタルされていたセインズベリーがレンタル復帰したことによりメンバー外になった。
河北華夏のエルナネスはユベントスから鳴り物入りで加入も適応できず、ジェルビーニョの復帰で登録外になりそのまま6試合1得点のまま夏で退団(サンパウロ)、天津権健も余剰?のブラジル人2人を放出している。

一方目立ったのは、U23枠を見据え欧州組(主にポルトガル下部)の若手中国人選手の国内帰還。広州恒大は3名を獲得している。
フィテッセ退団濃厚だった張玉寧にも恒大、権健などから相応額のオファーがあったようだ(結局WBA→ブレーメンへレンタル)

善悪はわからないが、協会が意図する「バブル抑制」「外国人削減」「自国の若手に出番を」は目的通り実現されてはいるかなと

正しい方向に向かっているのかもしれないけども、良くも悪くも近年のバブルによって中国のプロリーグは大きな注目を集めた。
リーグの放映権料は5年間で80億人民元に上った、しかし豪華外国人が削減されたリーグにそこまでの興行価値はあるのか?

リーグが、プロサッカーが崩壊しなければよいのだけども。
posted by ZZ at 22:23| Comment(0) | 中超リーグ・ACL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする