2018年09月13日

中東遠征

■中東遠征

9月のAマッチデーは中東遠征。
1月にUAEで開催のアジアカップに向けて中東での試合になれる目的か。

9/7  0-1カタール

12-颜骏凌;5-张琳芃、6-冯潇霆、4-于洋(46’ 3-李学鹏);17-张呈栋、10-郑智(C)、30-朴成(57’ 20-于汉超)、21-于海(46’ 29-赵旭日);27-张稀哲(46’ 9-杨旭);18-郜林(74’ 16-买提江)、7-武磊;

約1年前のW杯予選で同じドーハで対戦し2-1で逆転勝利も、4年後の自国開催W杯控えて若手主体の相手に押し込まれチャンスらしいチャンスもなく敗戦。らしい(すいません試合見てません)
なおこの試合で天津泰達所属の買提江(木热合买提江・莫扎帕 Mirahmetjan Muzepper)が代表デビュー。新疆ウイグル自治区出身で、中国A代表におけるウイグル族第一号となった。
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9/10 0-0バーレーン

12-颜骏凌;14-王彤、5-张琳芃(58’ 20-于汉超)、6-冯潇霆、26-郑铮(46’ 21-于海);15-吴曦(68’ 10-郑智)、28-池忠国(87’ 19-韦世豪)、16-买提江(46’ 29-赵旭日);27-张稀哲(46’ 3-李学鹏);7-武磊、18-郜林;

それなりに好機はあったが0-0でドロー。

この試合では郜林(GaoLin)が代表通算100キャップを達成。
1986年生まれの32歳、2005年ワールドユースで活躍後、同年夏の東アジア選手権韓国戦で代表デビュー。
デビュー戦では開始5分で西村雄一主審に人違いで一発退場になったり、当時所属の上海申花トップデビューより先に代表デビューした事で話題になった。
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その後上海申花へて2010年広州恒大加入後の活躍は周知の通り。代表ではなかなか期待に応えられていない印象
FWとして100試合で20得点はやや寂しく、過去W杯予選、アジアカップでは昨年のアジア最終予選で2得点上げるまで無得点だった(その2得点もPK)
代表での国際舞台での活躍が少ない点が惜しまれる。

因みに郜林の広州恒大での手取り年収は1000万元以上(約16億円以上)、400平米以上のマンションや、ピンクのポルシェ等を所有
夫人の王晨はかつて深圳大学のミスコン優勝者でテレビレポーターも務め、交際中に郜林がインタビュー受けたこともある。
選手としてもっと期待していた部分はあれど、代表でも恒大でも不動の存在を維持し、充実したプライベート、羨ましい限りである。
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この2連戦でフル出場したGK顔駿凌(上海上港)CB馮瀟霆(広州恒大)FW武磊(上海上港)及び主将鄭智(広州恒大)張稀哲(北京国安)、郜林あたりは
不動の存在で、リッピ監督の信頼も厚いようでアジアカップのメンバー入りは確定といえよう。

現代表の懸念は高齢化。38歳の鄭智が未だ不可欠の存在で、カタール戦の先発平均年齢は31歳、鄭智が外れたバーレーン戦も29歳。
カタールは大半がU23世代の中で、この2戦で中国のU23世代は韦世豪(北京国安)がバーレーン戦に途中出場したのみ。(まあ今回はアジア大会直後で招集を自粛したのもあろう)

国内リーグでのU23政策にも関わらず若者が不甲斐ないのかベテランが頑張ってるのか、世代交代が全く進んでいない。
リッピも「現時点で最高の選手を選ぶ」というスタンスであり、恒大でも指導した30超えの鄭智、馮瀟霆、郜林、趙旭日らを重用している。
W杯出場した日韓等も大きく世代交代している中で、結果が出ずアジアカップ後の代表引退が確実な鄭智ら去った後の代表に不安はある。
っていうかリッピさんいつまでやってくれるかなあ・・

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2018年08月12日

■2018アジア大会中国代表メンバー

■2018アジア大会 中国代表紹介・展望など

・メンバー

GK
12周U辰(Zhou Yuchen R&F富力=香港)
1陳威(Chen Wei 上海上港)
DF
2李海龍(Li Hailong 山東魯能)
4劉洋(Liu Yang 山東魯能)
5高准翼(Gao Zhunyi 河北華夏)
14龍成(Long Cheng 河南建業)
17徐友剛(Xu Yougang 上海申花)
19劉奕鳴(Liu Yiming 天津権健)
20ケ涵文(Deng Hanwen 広州恒大)
MF
3陳哲超(Chen Zhechao 山東魯能)
6姚均晟(Yao Junsheng山東魯能)
8何 超(He Chao 長春亜泰)
10唐 詩(Tang Shi 広州恒大)
11陳彬彬(Chen Binbin 上海上港)
15張源(Zhang Yuan 貴州恒豊)
18曹永競(Cao Yongjing 北京人和)
FW
7韋世豪(Wei Shihao 北京国安)
9張玉寧(Zhang Yuning ADOデンハーグ=オランダ)
13黄紫昌(Huang Zichang 江蘇蘇寧) 
16冯伯元(Feng Boyuan 遼寧宏運)

・予想フォーメーション

-----------張玉寧---------------
韋世豪------------------黄紫昌--
-------姚均晟----陳哲超----------
------------何超---------------
劉洋--高准翼-----劉奕鳴---ケ涵文
------------陳威-----------------

・組み分け やや厳しめか

当初の組み分けはイラク、シリア、東ティモールと同組。その後イラクが年齢詐称問題に関連して辞退&抽選時に忘れられていたUAEの追加で交換も、どちらもほぼ同格の強敵と言えよう。
シリアはW杯最終予選でA代表が辛酸舐めた記憶があたらしく、U23は3月にホームで対戦し1-1で分けているが、この2チームは同格かそれ以上と言える。連敗してGL敗退という最悪のシナリオも充分ありうる。


・本気度 OAはいないけど、U23レベルではベストメンバー

噂された顔駿凌、于大宝といったA代表主力級のオーバーエイジ参戦は無く、純粋なU23(1995年生まれ以降)のチーム。
年初自国開催のU23アジアカップのメンバーが主体。
ただ中国は過去のアジア大会では日本同様に五輪を見据えてU21(1997年-)を出すのが慣例であったが、今大会ではU23となった。
唯一の欧州組であるFW張玉寧(ADOデンハーグ)を含めて、ケ涵文(広州恒大)韋世豪(北京国安)劉奕鳴(天津権健)陳彬彬(上海上港)何超(長春亜泰)黄紫昌(江蘇蘇寧)高准翼(河北華夏)と
7人がリッピ政権下でA代表経験あり。張玉寧、ケ涵文はW杯最終予選も経験している。後述するU23枠の関連もあり、殆どの選手が所属クラブである程度の出番を得ている選手である。
U23レベルではベストの布陣を揃えている。

・・・・ご承知の通り昨年から国内リーグでU23枠を新設し、【強制的に】出番が与えられている世代。
元々は1試合で、外国人選手起用数と同数かそれ以上U23選手を起用・・だったが、アジア大会及びU23キャンプ中は招集選手の数によって軽減され、例えば2名招集されている上海上港は外国人3人起用に対し、U23選手1人を起用すればよい。
逆に言えば協会のU23枠の理念があって、前述の今大会からU21でなくU23を出したことも関連していると思われる。

一方で欧州組でチームにレンタル加入したばかりの張玉寧は、リーグ開幕前後の約1か月クラブを離脱せねばならない。また天津権健はACL鹿島戦控えるがクラブで不動の主力CBである劉奕鳴は第1戦に出場できない公算が高い。
韓国の兵役のような特殊事情もない中で、所属クラブの事情を無視して欧州組やACL組を強制招集してまで望む大会なのかは甚だ疑問。
日本は欧州組の堂安などは勿論招集していないし、カタールもACL控えるクラブの選手は招集自粛している。どちらが正しいのか


・チーム状況 期待できる

監督はマッダローニ(Massimiliano Maddaloni)、A代表のアシスタントコーチも兼任。長年マルチェロ・リッピに仕え、イタリア時代もユベントスなどでリッピのアシスタント、ユベントスU19や下部のチームで監督経験がある。
年始のU23アジアカップではGL敗退で失望を味わったが、地道にU23代表は活動し大会開幕直前の親善試合ではマレーシアに2-1、イランに3-2で連勝。マレーシアはU23アジアカップでサウジアラビアを破ってベスト8進出しており、格下とは言えない。
強豪イラン戦は主力メンバー起用の前半はと圧倒しており、満足のいく仕上がりと言える。6月には北朝鮮に6-2で圧勝しており、期待させてくれる。
ただ親善試合の殆どが自国開催で、今年もU23アジアカップ含め全試合ホーム、アウェイゲームの経験が不安。

・注目選手

張玉寧(Zhang Yuning)
杭州緑城時代に当時監督だったフィリップ・トルシエがトップチームに抜擢、その後オランダ・フィテッセで2シーズンプレイし、10代でW杯最終予選にも出場した期待株のCF。
フィジカル面は屈強なイラン代表DFを吹っ飛ばすなど見るものがあるが、テクニックやスピードに難があり伸び悩んでる印象。
現在はイングランド・WBAが保有権を持ち、昨年はドイツ・ブレーメンにレンタル移籍も公式戦出場はゼロ。労働許可証が取得できないため今季はオランダ・ADOデンハーグへレンタル。
PSMでも得点を量産し、一昨シーズンまでプレーしたオランダでの再起を期待しているだけに、開幕前後のこの時期にU23代表に取られるのは勿体ない。

韋世豪(WeiShihao)
このチームのエース格、早くにポルトガルにわたりボアヴィスタ時代は1部リーグ出場経験もある。今期は北京国安に在籍しているがクラブレベルでは期待を大きく裏切っている。
左WGでの起用が予想されるが、昨年在籍した上海上港でフッキ先輩を見習ってか独力突破でシュートまで持ち込むプレイが魅力も、独善的な点と気性に問題があり評価を下げている。
17年末の東アジア選手権でA代表デビューし、韓国・北朝鮮から得点。日本に相性が良く、14年U19アジアユースで2得点、17年U23アジアカップ予選でも1得点、どちらもチームを勝利に導いている日本キラー。

高准翼(Gao Zhunyi)
朝鮮族のCB兼守備的MF。J2のカターレ富山、アビスパ福岡に在籍したこともあり日本のファンにも馴染みがある。
河北華夏とこのU23では不動のCBであり、中国の守備陣の未来を担う選手と期待されている。

黄紫昌(Huang Zichang)
今季彗星のように現れた新星。江蘇蘇寧ではデビューシーズンながら開幕時の監督ファビオ・カペッロに抜擢され既に5得点、A代表デビューまで果たした。
97年生まれのためW杯期間中はU21代表、U23代表、A代表をハシゴさせられた。クラブでも出ずっぱりで、コンディション面が心配。右WGでの起用が濃厚か

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2018年08月06日

2018中超前半戦総括

■中超前半戦の総括

30節中16節を消化した時点で、中超前半戦を総括
(厳密には13節上海上港VS広州恒大が延期になっており、両チームは1試合消化少ない)

・順位表


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・優勝争い

北京国安が首位で折り返し、開幕戦で山東魯能に0-3で敗れたが以降は無敗。
ロジャー・シュミット(Roger Schmidt)監督2年目、元々タレントはいたがビジャレアルからアフリカ人歴代移籍金最高額で加入したコンゴDR代表バカンブ(Cédric Bakambu)10試合連続ゴール、彼に依存するわけでなくジョナタン・ソリアーノ(Jonathan Soriano)が8得点、ラスパルマスから獲得したジョナタン・ビエラ(Jonathan Viera)や大黒柱のロシアW杯ブラジル代表レナト・アウグスト(Renato Augusto)も攻守に存在感を示している。
中国人選手もキャプテンの于大宝(Yu Dabao)張稀哲(Zhang Xizhe) 韋世豪(Wei Shihao)ら代表クラスに、21歳で正GKに定着した郭全博 (Guo Quanbo)と戦力も充分。平均年齢が高めな不安があるが、カップ戦でもベスト4に勝ち残っており、2009年以来のタイトル獲得が期待されている。

2位は山東魯能、昨年限りでフェリックス・マガトが退任し、後任にクラブOBの李霄鹏(Li Xiaopeng)就任と聞いて多くの人が不安視したが、02日韓W杯出場したレジェンドは少ない監督経験にも関わらず想像以上の健闘を見せている。
元ブラジル代表タルデッリ(Diego Tardelli )ジウ(Gil)、元イタリア代表ペッレ(Graziano Pellè)といった外国人選手の功績もあるが、下部組織出身者含めU23の若手選手を積極的に起用した点も特筆に値する。


上海上港は1試合未消化で3位につけているが、春先に無双→夏場が近づき主力の負傷やメンバー固定の疲弊で調子を落とす例年通りの失速パターンで既にACL、カップ戦で敗退。2位とはいえ例年以上に風当たりは厳しい。フッキ(Hulk)、オスカル(Oscar)ら一部主力への依存が大きい。W杯休暇後に監督ペレイラ(Vítor Pereira)は漸くローテーションを開始したところ、2試合9得点と春先の勢いを取り戻した。悲願の初タイトルへの可能性は充分残されている。

王者広州恒大も1試合未消化で4位、序盤戦は取りこぼしが相次ぎ、上層部が本気で怒った夏の補強でまたも周囲を驚かせた。
まずはベシクタシュからアンデルソン・タリスカ(Anderson Talisca)を獲得、西欧ビッグクラブ移籍も噂されたブラジル人は加入初戦でハットトリック達成するなどただものじゃない感じを出している。
またバルセロナに放出したパウリーニョの穴を、その当人をバルサから買い戻して埋めるという辣腕。勿論彼の能力に疑問の余地はないが、「2020年までに外国人ゼロ、育成に力を入れる」公約に反した大物外国人のやり方、かつ折角高額でバルセロナに売却した30歳をさらに高額(と言われている)で買い戻す決断は経済面でも、チーム設計の面でも残念に思う。これで勝てても先に何が残るのだろうか。

なお開幕時点で筆者が優勝候補に推した河北華夏は11位に低迷、マスチェラーノ(Javier Mascherano)を獲得したものの、前監督ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)は守備的采配が多く、攻撃の大半をラベッシ(Ezequiel Lavezzi)に依存しCFタイプを起用しなかった点等批判される。またエルナネス(Ernanes)、ジェルビーニョ(Gervinho)といったアタッカーのパフォーマンスも期待以下。既にウェールズをEURO4強に導いたコールマン (Chris Coleman)に交代したがまだ改善の兆しは見えない。マスチェラーノをACLで見られる日は来るのだろうか

開幕前の大型補強で話題になった大連一方だが、選手を急激に入れ替えたこともあり長く降格圏に低迷するが、広州恒大相手に初勝利をあげるなどはまれば強い感はあり。途中就任したベルント・シュスター監督のもと、ベルギー代表カラスコらも馴染んて来ており、調子をあげてくれるとよいが。


・得点ランク

例年通り上位は武磊+外国人選手という構成。その中で武磊(Wu Lei)は今季クラブでCF起用が増え、序盤に固め取りしたこともあり13得点で首位に。2007年の李金羽(Li Jinyu)以来の国産得点王の期待がかかる。
同率首位の昨年得点王&リーグMVPのザハウィ(Eran Zahavi)、バカンブ、W杯ナイジェリア代表イガロ(Odion Ighalo)といった強力外国人アタッカーが背後につけており、調子を落とすとあっという間においていかれてしまうだろう。


・VAR
今季からVARが導入され、毎節の風物詩になっている。勿論助けになっている部分も多いが、VARを見るかどうかがそもそも主審の判断であり、先日の天津泰達0-3広州恒大戦のようにVARを見ても誤審をするケースもある。所詮人間がやることでありVAR導入しても完璧になるわけではないようだ。

・移籍市場
夏の移籍市場では先の広州恒大(パウリーニョ&タリスカ)くらいで、近年の移籍金抑制の流れからか大物獲得は大人しめで、むしろパウリーニョであったり上海申花のデンバ・バ(Demba Ba,2年ぶり復帰)、大連一方のリアスコス(Duvier Riascos 2010年上海申花で得点王)河南建業のイヴォ(Ivo,2年ぶり復帰)といった「帰還組」が目立った。

執筆時点で話題になっているのは、天津権健のヴィツェル(Axel Witsel)退団騒動。最終的にどうなるかは不明だが、この件については中国と欧州の移籍制度や文化の違いが見て取れる。
欧州は9月頭まで移籍市場でにぎわうのに対して、中超は7月半ばで移籍市場クローズしており、以降新規獲得はできない。昨年のパウリーニョもこの時期の売却であり、ACL控える権健にとっても今ヴィツェルが抜けると来期まで代役の外国人選手補強ができない。
よって当然売却は拒否すると思われるが、次の問題は違約金の存在。一説ではヴィツェルの違約金は2000万€とそれほど高くないためドルトムントが手出ししたと言われている。
「違約金払えばいいだろう」と「払ってもクラブの同意が必要」というところの議論と思われるが、中国の移籍市場・契約形態は欧州等に比べてクラブが強く選手が弱い。
かつて任航(Ren Hang)が江蘇蘇寧から河北華夏に移籍する際、江蘇との契約更新しなかったために最後の半年間クラブは任を飼い殺しにした。結局河北に加入したが、フリーにもかかわらず江蘇は河北から「補償金」という名目で大金を得た。
同様の例は枚挙に暇がなく、この国で契約満了→フリー移籍が自由にできない。いわばボスマン判決以前の前近代的な状態であり、これによって出番をなくしキャリアを終える選手もいるだろう。今回の件を機にこうした制度面も進化していってほしい。






posted by ZZ at 11:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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